ディモナでの自爆テロ / ガザ空爆 / ラファでの衝突
Terror returns to Israel (VIDEO 2:39)
http://news.bbc.co.uk/player/nol/newsid_7220000/newsid_7226300/7226313.stm?bw=bb&mp=wm&asb=1&news=1&bbcws=1#
イスラエル、原子力施設の街で自爆テロ
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2346291/2597677
イスラエル南部で、爆発(4日)(VIDEO 2:15)
http://jp.reuters.com/news/video?videoId=75575&videoChannel=200
Israeli strike kills six in Gaza
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7228566.stm
ガザ 国境で銃撃戦1人死亡
http://s03.megalodon.jp/2008-0206-0100-59/www3.nhk.or.jp/news/2008/02/06/d20080205000037.html
ガザとエジプトとの境界で銃撃戦 1人死亡 (VIDEO 0:24)
http://www1.ntv.co.jp/news/wmtram/dw/ng.html?m_url=080205008&n_url=102583
今回の自爆テロを祝い、ガザで花とお菓子を配る映像を観た。
私には衝撃的な映像だ。
何故このようなことになってしまうのか。
イスラエルの非道を非難することは簡単だ。
問題はイスラエルの非道に対してどう闘うかということだ。
戦略については留保する。
ここでは闘争戦術について限定して述べたい。
私は自爆テロを絶対に肯定できない。
攻撃対象が占領地での占領軍に対してなら、
それは自爆テロではない。
私はそれは自爆攻撃であり、レジスタンスだと考える。
しかし一般市民への無差別な自爆攻撃は
自爆テロであり、無差別テロだと私は考える。
この両者は厳密に区別せねばならないと考えている。
この両者を同一視することは間違っていると考えている。
この両者を意図的にかどうかは分からないが、
混同させ、同一視するメディアは多いと思う。
あくまでも厳密に区別する必要があると思う。
占領者の非道に抵抗するに、占領者と同一の非道をもってしては、
正当性を自ら失ってしまう。
だから闘争戦術に無差別テロは絶対に内在させてはならない。
統一戦線戦術としては既に「囚人文書」がある。
http://www.ngy1.1st.ne.jp/~ieg/06/3/palestina-j.htm
闘争戦術としては、ビリン村でのように非暴力直接行動がある。
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/palestine/2007/09/post_20d3.html
それでも無差別テロを行う組織に対しては、
断固としてこれを否定せねばならない。
まずは最低限でも批判が必要だ。
今回の自爆テロの犯行声明を行った組織を非難すること。
自己批判を求めること。
今後、無差別テロを行わないことを確約させること。
実行行為者を逮捕拘束し、法の下に処罰すること。
カッサムロケット発射もまた、その攻撃対象が不特定多数の
スデロットの一般市民であるが故に、これも無差別テロであると思う。
カッサムロケットの発射に対しても同様に否定せねばならない。
無差別テロ闘争戦術を否定する内実をもった質を確認し、公表し、
広範な声としていくこと。
ガザ住民が苦境を脱する為には何をなすべきか。
ガザ住民が苦境を脱するのにカッサムロケット発射や
自爆テロがプラスになるとでもいうのだろうか。
何らプラスになるどころか、
ガザ住民の苦境を一層悪化させるだけではないか。
何故こんなことを許しているのか。
誰が許しているのか。
<参照>
Poll: 69.9% of Palestinians support ceasefire in exchange for end of Gaza siege
http://www.maannews.net/en/index.php?opr=ShowDetails&ID=27508
反占領闘争の堕落と再甦=囚人文書の現実化
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/palestine/2007/04/post_b714.html
こんなものは反占領闘争ではない
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/palestine/2007/05/post_5249.html
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