「虐殺を止めて」キャンプ攻撃、怯える難民達
「虐殺をとめて」キャンプ攻撃、おびえる難民たち
http://megalodon.jp/?url=http://cc.msnscache.com/cache.aspx%3fq%3d8337519629594%26lang%3dja-JP%26mkt%3dja-JP%26FORM%3dCVRE&date=20070908014804
「(レバノン軍による)虐殺が行われている。これを止めてくれ」
難民キャンプ中心部に残るアブ・ハリルさん(40)は毎日新聞の電話取材に語った。
その声に砲弾の着弾音が混じる。
ハリルさんは「二度と家を捨てたくない。だからここに残った」と話しながらも
「けが人がいるのにどうすることもできない。
国連、赤十字、米国、全てのアラブ諸国にこの虐殺をやめさせるよう
伝えてほしい」と悲痛な声を上げた」
レバノン軍、難民キャンプに砲撃再開18人死亡
http://www.asahi.com/special/MiddleEast/TKY200706010332.html
13日目に突入した難民キャンプでの戦闘、死者数は82人に
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2233353/1644381
レバノン軍治安部隊が最大規模の砲撃
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3576625.html
http://news.tbs.co.jp/asx/news3576623_12.asx (VIDEO 0:43)
「キャンプは焦土と化しています。
治安部隊がキャンプの中に突入して、
ファタハ・イスラムと激しい戦闘を繰り広げています。
私達の電話取材に対し、キャンプ内にいる医師は、住民の多くが死傷しており、
子どもたちが叫びながら路上を逃げ回っていると話しています」
レバノン 戦闘激化緊張高まる
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/06/02/d20070601000220.html
(VIDEO 1:16)
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/06/02/v20070601000220_mh.html
レバノン軍が最大規模の攻撃
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/06/02/d20070602000029.html
(VIDEO 2:30)
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/06/02/v20070602000029_mh.html
(VIDEO 7:22~7:48)
http://www.zdf.de/ZDFmediathek/inhalt/31/0,4070,5546175-6-wm_dsl,00.html
一日朝は戦車数十台が追加投入され、ここ数週間で最も激しい戦闘がありました。
Mosaic:World News From The Middle East - June 1, 2007 (VIDEO)
Lebanese Army Prepares for Major Offensive
Palestinian Factions Back Lebanese Army
http://www.linktv.org/mosaic/20070601
(アルジャジーラ)6/2
「レバノン国軍は、ファタハ・イスラムが陣地を作っていたナハル・バレド
難民キャンプ近郊を激しく攻撃した結果、この地点を制圧したということです。
レバノン国軍は一日早朝より、ファタハ・イスラムの拠点とされる各地点を
攻撃しました。
レバノン国軍側が激しい砲撃、銃撃を加えているのは、
ファタハ・イスラムの前線基地が国軍陣地の直ぐ近くにあるからで、
これを撃退、制圧することが目的だとのことです。
元幕僚のハーデム氏です。
『この作戦には数日かかるでしょう。
その目的はファタハ・イスラムが拠点としているシェルターを
破壊し、制圧することです。
今後、歩兵隊が入って、この地点を制圧し、
彼らをキャンプの内部に追い込むことになるでしょう』
このような展開に先立ち、パレスチナやレバノンの関係当局者は、
問題を政治的に解決する努力が行き詰っていると表明していました。
ここ数日間は比較的静かと言って良い状況だったにも関わらず、
再び戦闘が再燃したその理由は、交渉の行き詰まりです。
ファタハ・イスラムの姿勢が頑なであることに加え、
パレスチナの政治勢力が細分化されている為、話し合いがまとまらないのです」
政府軍攻撃 パレスチナ難民に反発広がる
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20070603k0000m030024000c.html
「政府軍の攻撃でキャンプ内の難民にも死傷者が出ているとの見方が強まり、
国内のパレスチナ難民は軍への反発をあらわにし始めている。
同国内の複数の難民キャンプで1日、反政府軍デモが行われた。
レバノン有力紙アンナハルのイスラム担当編集委員、イブラヒム・ベイラン氏は
毎日新聞に「このままでは『政府による難民抹殺だ』との流言が広がり、
他の難民キャンプから新たな火の手が上がる恐れがある」と指摘する」
Fatal clashes at refugee camp (VIDEO 1:55)
http://news.bbc.co.uk/player/nol/newsid_6710000/newsid_6711900/6711931.stm?bw=nb&mp=wm
Fresh fighting at Lebanon camp (VIDEO 2:34, 3:13)
http://news.bbc.co.uk/player/nol/newsid_6710000/newsid_6711500/6711515.stm?bw=nb&mp=wm
http://news.bbc.co.uk/player/nol/newsid_6710000/newsid_6711900/6711931.stm?bw=nb&mp=wm
「数日間の小康状態を破り、今朝から戦闘が始まり、現在も継続しています。
難民キャンプ入り口の武装勢力の拠点から、
スナイパーが銃撃し、政府軍兵士が死亡しています。
政府軍側は、キャンプ入り口のスナイパーが狙撃できる高い場所に対して、
限定的な侵攻を行い、掌握したようです。
これにより、スナイパーが狙撃できなくなったと政府軍は述べています。
現在の所、大規模な侵攻は考えていないようです。
キャンプからは、既に二万人が避難しました。
しかし、まだ五千人から一万人が残っています。
国際赤十字は民間人の安全について懸念を示しています。
交渉は、最初の時期から一貫して継続して行われています。
しかし何ら成果をあげていません。
一つには、レバノン内のファタハとハマスの見解が統一されていないからです。
レバノンの主要なパレスチナ諸派からは、
レバノン政府軍への支持をとりつけています。
レバノン国民は、政府軍兵士が殺害されていることに
概してショックを受けています。
反シリア勢力の連立政権である政府系のラジオ局、テレビ局は、
政府軍を讃える歌を流しています。
ナスララ師は、キャンプへの軍の突入に反対しています。
1969年の合意である、難民キャンプに立ち入らないという合意は、
既に破られています。
限定線を既に越えています。
つまり、69年の合意は、もはや適用されていないということです」
Fighting Inside Lebanon Camp (VIDEO 1:06)
http://link.brightcove.com/services/link/bcpid823618986/bclid823367717/bctid958621993
Lebanese army clashes (VIDEO 2:08)
http://link.brightcove.com/services/link/bcpid823618986/bclid823367717/bctid958657575
Lebanon battle:19 dead (VIDEO 0:49)
http://link.brightcove.com/services/link/bcpid823618986/bclid823367717/bctid958499796
<6/3>
To be Palestinian in Lebanon is to be wished a thousand deaths
http://electronicintifada.net/v2/article6991.shtml
Battles engulf Lebanon camp (VIDEO 1:44)
http://link.brightcove.com/services/link/bcpid823618986/bclid823367717/bctid958852507
Lebanon fighting continues (VIDEO 1:13)
http://news.bbc.co.uk/player/nol/newsid_6710000/newsid_6716600/6716699.stm?bw=nb&mp=wm
キャンプに残された人々は切羽詰った状況です。
救援物資は木曜以来、外部から入って来ていません。
食料や水が不足しているとみられています。
数千人が暴力の板挟みになっています。
多くの負傷者が出ています。
死者も出ています。
『私の家に二発着弾した。家が倒壊した』
傷の手当ても殆ど受けられません。
状況がどれくらいひどいのか分かりません。
軍がジャーナリストの取材を制限しているからです。
Lebanon army hits deep in camp (VIDEO 1:57)
http://news.bbc.co.uk/player/nol/newsid_6710000/newsid_6717100/6717105.stm?bw=nb&mp=wm
こうした建物には人がいないかのようですが、
実は、まだ数千人が外に出られず、中にいるのです。
(NEIL SAMMOND:Amnesty International)
『数百人の障害者、お年寄り、女性、子供が中にいるのです』
Lebanese families mourn army soldiers - 03 June 07 (VIDEO 1:30)
http://www.youtube.com/watch?v=mnXs_fsAHE4
Army tackles militants in Lebanon (VIDEO 1:07)
http://link.brightcove.com/services/link/bcpid823618986/bclid823367717/bctid958635045
武装組織、降伏しなければ壊滅…シニオラ首相
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20070604k0000m030030000c.html
地元メディアは、政府軍が2日夜までに難民キャンプの約3分の2を支配下に置き
残る地域にファタハ・イスラムを追い詰めたと報じた。ファタハ・イスラムは
死亡したメンバーの遺体や動物の死骸に爆弾を仕掛けている模様。
レバノン戦闘激化、取り残された住民は
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3577135.html
シェルターに逃げ込んでいる住民を電話で取材しました。
「悲惨な状況だ。子どもに与えるパンや水すらない」
「尋常ではない状況だ。食べることも飲むこともできない。
レバノン軍は私たちのシェルターさえ狙って撃ってくる。
何も無い。薬も、赤ちゃんのミルクすらないんだ」
(キャンプに取り残された住民)
戦闘が続いているため、閉鎖されているキャンプでは、既に多くの住民らが
死傷しているとインタビューに応えた男性は話しています。
ファタハ・イスラムとの戦闘で強硬姿勢崩さず、レバノン首相
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2234051/1649915
「2日、155ミリ砲による攻撃を開始。
一連の戦闘で初めて攻撃用ヘリコプター2機も投入。
現地のAFPカメラマンは、2機のヘリコプターはファタハ・イスラムの陣地上空を
10数回通過し銃機関銃で攻撃した一方、武装グループも対戦車ロケット弾で応戦
したが、ヘリコプターに命中はしなかったと話す。
ハマスは、レバノン軍が難民キャンプの北と東の入り口付近で行った、
武装勢力の排除などの「具体的な進展」が
交渉による事態の収拾に向けた道筋を付けると述べている。
ファタハのAbu Imad Halwani司令官は、
ファタハが制圧する地域に避難した一般市民に死者はなかったとしている。
同司令官は、ファタハ・イスラムの戦闘員が
レバノン軍の包囲攻撃から逃れようと一般市民に紛れ込むのを防ぐ為、
ファタハは土や砂でキャンプ中央部に防塁を作っていると述べた。
同司令官はキャンプ内に残された人の数は5000人とみており、
食糧と水は底をついてきているという。
Halwani司令官はレバノン軍について、
「キャンプ内に進入してはいないが、北と東から包囲作戦をとっている」と述べ
ナハル・アルバレド難民キャンプの周囲から
ファタハ・イスラムへの攻撃を続けているというレバノン軍の発表を裏付けた」
<6/4>
難民キャンプから住民救出…疲れきった表情
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/p20070604k0000e030024000c.html
救出難民、「水とパンだけ5日間過ごす」
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20070604dde007030012000c.html
世界はどう見る:レバノン北部武力衝突
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/p20070604ddm007030052000c.html
<6/5>
Die-in at Lebanese army checkpoint at Nahr al-Bared entrance
http://electronicintifada.net/v2/article6996.shtml
Mosaic:World News From The Middle East - June 4, 2007 (VIDEO)
Crowded Palestinian Camps Take on More Refugees
http://www.linktv.org/mosaic/20070604
Some Lebanon gunmen 'surrender'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6723689.stm
Following Fatah al-Islam
http://www.channel4.com/news/articles/politics/international_politics/following+fatah+alislam/533762
(VIDEO 5:08)
http://www.channel4.com/player/v2/player.jsp?showId=6660
<6/6>
難民たちと「故郷」を結ぶテレビ (VIDEO 1:27)
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2235538/1659528
またも戦火に追われるパレスチナ難民
http://www.janjan.jp/world/0706/0706040673/1.php
ファタハ・イスラム戦闘員3人が投降
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2235390/1658059
「現地のファタハ指導者は、同難民キャンプ内の同派事務所に投降を希望する
3人が現れ、また攻撃を止めたという18人の戦闘員からも電話があり投降するに
あたっての身の安全を確認してきたと語る。ファタハは、投降する戦闘員に
対して公平な裁判を受けられるよう当局に働きかけているという」
(アルジャジーラ)6/6
「ファタハレバノン支部のアブ・アラワナイン書記局長は、ファタハイスラムの
三人が投降、18人が投降前に公正な裁判の保証を求めていると。
レバノンのハマス代表は、政治的解決が最も望ましいと。
政府軍の侵攻が遅くなっていっるようです。
その理由は、キャンプの多くの建物にファタハ・イスラムが残した
仕掛け爆弾を恐れている為だとみられています。
レバノン軍元准将は、
『ファタハイスラムが崩れた状況を考えると
事態は収束に向かっていると思われます』
再び停戦への仲介工作が新たな動きを見せています。
パレスチナ各派の代表者達は、ヒズボラなど
レバノン国内の政治勢力との話し合いにあたっています」
パレスチナの子供の里親運動
ナハル・エル=バーレド難民キャンプへの攻撃、「ベイト」から届いた人々の声
「ええとね、ぼくは銃撃がとても怖くて、・・・」
http://www5e.biglobe.ne.jp/~JCCP/letter_crisis.htm#0605_1
「パンも石油もいらない、家に連れて帰ってよ」
http://www5e.biglobe.ne.jp/~JCCP/letter_crisis.htm#0604_1
Exam respite for refugee children
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/FD0E1001-950B-43A5-A037-678419DA8D65.htm
Fighting eases in Lebanon camp
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/7A67AF48-3B03-4DBC-B39D-CAB13DBBA4CE.htm
視点・論点 「レバノンの苦境と中東の危機」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/3485.html
おはようコラム「緊迫のレバノン情勢」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/3466.html
UAE紙、レバノンでの戦闘激化に懸念(WAM)
http://www.janjan.jp/world/0706/0706066808/1.php
The Shape of Lebanon Since Israel’s Assault
An Interview with Dahr Jamail
http://www.dissidentvoice.org/2007/06/the-shape-of-lebanon-since-israel%e2%80%99s-assault/
<6/11>
(アルジャジーラ)
ナハル・アル・バレド難民キャンプで、
パレスチナ人のイスラム法学者らからなる使節団がキャンプ内に入り、
事態の収拾に向け、ファタハ・イスラム指導者らと会談することに成功しました。
Aid workers killed in Lebanon
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/73369C30-A2ED-4CA7-8C45-9754C8DD2ECA.htm
ナハル・アル・バレド難民キャンプ入り口付近で国際赤十字の職員二名が死亡
流れ弾によるものか、スナイパーによるものか、現時点では不明
<6/12>
(アルジャジーラ)
パレスチナのイスラム法学者同盟を代表して問題解決の為の仲介交渉にあたって
いたムハンマド・ハージャ氏が難民キャンプ内で撃たれて負傷しました。
ファタハ・イスラムの幹部との会談を終えた後のことでした。
『一言だけ申し上げます。
神が私を元気にして下さったら、調停に戻りたいと思います』
Hamas condemns assassination attempt of PSL mediator in Nahr Al-Bared
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