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2007.04.04

ガザでのBBC記者誘拐への抗議集会 (BBC)

BBC rallies for missing reporter
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6494931.stm
Vigil for BBC Gaza journalist (1:43)
http://news.bbc.co.uk/player/nol/newsid_6490000/newsid_6496500/6496547.stm?bw=nb&mp=wm

Media stars back ad for BBC man
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6516315.stm
Call to free BBC Gaza reporter (1:02)
http://news.bbc.co.uk/player/nol/newsid_6510000/newsid_6516800/6516853.stm?bw=nb&mp=wm

Gaza journalists rally for BBC man
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/60ABAB3F-9CAE-46DA-91FF-7196CE43FF5F.htm

Fresh protests for BBC reporter
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6517911.stm
Media appeal for BBC reporter (1:28)
http://news.bbc.co.uk/player/nol/newsid_6510000/newsid_6516800/6516853.stm?bw=nb&mp=wm
ガザ、西岸ラマラ、ロンドンで集会が開かれました。
「同僚の拉致から三週間が過ぎ、
ガザにいるジャーナリスト達はもう我慢しきれません。
首相官邸に押し寄せ、首相の車を止めて、ジョンの即時解放を迫りました。
首相はできるだけのことをしていると答えました。

イギリスでも圧力が高まっています。
ガーディアン紙は数百人のジャーナリストが署名した
即時解放を求める訴えを掲載しました。
ロンドンのBBCの本部前でも集会が開かれました。
(MARK BYFORD:BBC Deputy Director-General)
『影響力を持ちうる人、
アランの無事解放を実現しうる全ての人にお願いします。
解放実現の為にできる限り励んで下さい』

多くの人が心配しています。
アラン・ジョンストン記者一人のことではありません。
ガザ地区が報道関係者にとって危険過ぎる場所に
なりつつあるのではと心配しているのです。
ガザ地区で起きた西側の人間の拉致事件がこれ程長引くのは初めてです。
心配と怒りが募りつつあります。
パレスチナのジャーナリスト達は
当局に圧力をかけようと三日間ストライキもしました。
しかしこれまで何の応答もありません。
アラン本人の言葉も何らかの接触もニュースもありません。
アラン・ジョンストン記者は既に三年間ガザ地区に駐在しており、
昨日が任期の終わりの筈でした」

(SIMON MACGREGOR-WOOD:Chairman,Foreign Press Association)
「まずは、アランに対して連帯を示したいと考えています。
このような誘拐事件については直ぐに解決するよう求めています。
このような現象を止めさせなければと思っています。
今日にでもアランを戻して欲しいと、
その為には言い訳は使えないと考えています。
ガザに入るということは、非常にシリアスな問題なのです。
しかし、中東の問題を報道する上で、
ガザに入って取材することは非常に重要なのです。
このような誘拐事件が起きることで、非常に悪い影響が出ています。
特派員が来なくなっているのです。
誰が拘束しているのかも分かりません」


(LAMA HOURANI:Women's activist)
「ガザでは、政治家、NGO関係者が、この犯罪について非難しています。
我々はこのような行動に対しては合意できない。
そしてこれは犯罪行為であると考えています。
アランは非常に尊敬されている人物です。
唯一ガザに住んで取材している人物です。
ジャーナリストだけでなく、全てのガザの民衆も非難しています。
当局は十分にはやっていないと思います。
それは今回の誘拐事件だけではありません。
ガザの法と秩序に対しても当局は十分対応していないと考えています。
アッバス議長も政府もそうです。
政党、特にファタハとハマスは十分に対応していないと思います。
このような行動を起こしている者達を保護していると考えられています。
ですから私達は抗議しているのです。
彼の報道は非常に公平だったと思っています。
当局は全ての外国人をガザ、西岸で守る義務があると思います」


(NIDAL AL-MUGRABI:Reuters Journalist)
「パレスチナのジャーナリストは非常に不満を募らせています。
情報が不足しています。
今、首相府近くでデモを行ったばかりです。
パレスチナのジャーナリストは活動をボイコットしています。
このような状況は受け容れ難い。
ジョンストン記者が拘束され続けている状況は
受け容れ難いと首相に伝えました。
一万七千人のパレスチナの治安部隊がジョンストン特派員の位置を
特定できないということは、受け容れ難いと考えています。
首相は、情報は殆どない。しかし水面下で様々な動きがあると述べています。
今は沈黙は許されないと伝えました。
ボイコットには、ガザ地区では100%参加するということです。
非常に明瞭な強いメッセージです。
治安のない状況では、パレスチナのジャーナリストは
働くことができないということです。
私達と一緒に働いたジョンストン特派員です。
パレスチナのニュースを取材してくれた特派員です。
私達はこういった状況を受け容れ難いと考えています」


(ABDULLAH ABDULLAH:Member of Palestinian parliament)
「直ぐに行動をとらなかったことは当局の手落ちかもしれません。
犯人側としては不満の捌け口にしているのかもしれませんが、
それでは助けにはなりません。
犯人達は法的な裁きを受けるべきです。
この数か月、法治体制ではありませんでした。
しかし統一政権ができました。
治安体制も整ってきました。
行動がとれる状態になってきています」


Gaza demos over missing BBC reporter
http://www.channel4.com/news/articles/arts_entertainment/media/gaza+demos+over+missing+bbc+reporter/333417
Missing BBC Gaza journalist (1:58)
http://www.channel4.com/player/v2/player.jsp?showId=5526

Great concern over continued detention of BBC journalist
http://electronicintifada.net/v2/article6765.shtml

Palestinian journalist's letter to Alan Johnston
http://electronicintifada.net/v2/article6743.shtml

Palestinian Journalists Protest as BBC Reporter Remains Hostage in Gaza
http://www.imemc.org/article/47526

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» 歴史に残る世紀のビックリ映像:ガザで行方不明になったBBC記者とWTC7解体予告編事件の不吉な関係 [エクソダス2005《脱米救国》国民運動]
BBC記者アラン・ジョンストン氏の無条件即時解放を訴える! ←ワンクリックにご協力お願いします! 阿修羅でガザ駐在のBBC特派員アラン・ジョンストン氏が3月12日何者かによって,誘拐され,行方不明になっていることを始めて知った.ジョンストン氏は3年間の駐在期間を終える寸前で,最後のお別れ記事の原稿を送るばかりのところだった.目撃者によると銃器を手に覆面をした男たち4人が記者を連れ去ったと言う.その際,記者が犯人とやり取りするうち,すばやく路上に落とした名刺から身元が判明したと言われて... [続きを読む]

受信: 2007.04.06 19:44

» ジョンストン氏の解放を求める4/12国際行動デーに当たり,BBC記者の安否がついに公式に確認された [エクソダス2005《脱米救国》国民運動]
本日午前0時11分(BST)発信のTHE SCOTSMAN によると,3月12日にガザ市内で誘拐され,1ヶ月間その所在も安否もまったく不明であったBBC特派員アラン・ジョンストン氏の無事が昨日,公式に確認された.それによると,パレスチナ自治政府のマハムード・アッバス大統領は同日BBC会長のマーク・トンプソン氏に「(お訊ねの)ジャーナリストは明らかに無事で元気にしている」ことを(多分国際電話で)伝えた※.大統領はまた,「パレスチナ自治政府は彼の釈放を確保することに全力を注ぐつもりである」ことを同会長に... [続きを読む]

受信: 2007.04.15 09:14

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