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2006.11.26

パレスチナ情勢(11/20~24)

お茶を売る少年―パレスチナ・ガザ地区 -The Tea Boy of Gaza-(BBC)
http://asyura2.com/0610/war86/msg/311.html

ロケット弾の迎撃手段を模索
http://www.afpbb.com/article/1118910?offset=0

ハマスの57歳女性が自爆攻撃 ガザ
http://www.asahi.com/special/MiddleEast/TKY200611240121.html


複眼で見る中東報道
http://cigvi.exblog.jp/3876907/
An-Najah大学(ナブルス)が19日に発表した世論調査(対象1360人)によると、
イスラエルに対するロケット弾攻撃に反対と答えたパレスチナ人は42.4%だった
が、そうした攻撃がパレスチナにとって損害をもたらすと答えた人は61.4%いた
。また、イスラエルに対する武装闘争を西岸の範囲内に限定することを支持する
人は65.7%、イスラエル国ないにまで闘争を広げることを支持したのは29.5%
だった(11/19イェデオト・アハロノト)

非日常の国イスラエルの日常生活 雑感日記(2006年)
http://www.geocities.jp/mikayamamori/diary.html


イスラエル発:ラジオのニュース
http://www.israel-radionews.com/archives/2006/11/post_235.html
イェディオット・アハロノットに出ていた世論調査:
首相に相応しいのは?(カッコはスデロット住人のみ)
ビンヤミン・ネタニヤフ  22% (21%)
ツィーピー・リブニー  14% (7%)
エフード・バラク  12% (1%)
アビグドール・リーベルマン 10% (19%)
エフード・オルメルト  7% (2%)
アルカーディ・ガイダマック  7% (16%)
スィルバン・シャローム  3% (1%)
アミール・ペレツ  3% (1%)

イスラエルはカッサム・ロケット弾にどう対応すべきか?
パレスチナと交渉 45% (24%)
ガザを占領  30% (57%)
軍事作戦続行  18% (14%)


シオンとの架け橋
http://blog.mag2.com/m/log/0000019965/107947534.html
11/19
*ハマス幹部が国防軍の攻撃を避けるため支持者を家の周りに配備し、
現場をTV中継。国防軍は攻撃を中止した。民間人の被害を避ける為に
国防軍が事前に行う退避勧告が逆用された形となった。
*北部の学校に対する復興支援がユダヤ人とアラブ人の間で不公平に配分され、
格差を拡大しているとアラブ人地区の指導者が苦情。
11/20
*国防軍がガザでハマス戦闘員の乗った車を攻撃し、
付近にいた75歳の老人が死亡、他に9人が負傷した。
標的だったロケット砲発射に関わったメンバーの殺害には失敗した。
*国防軍の部隊がハルツ参謀長の命令に反して
レバノン戦争でクラスター爆弾を使用していたことが判明。
ハルツ参謀長は、人口密集地での使用を控える命令を出していた。
*パレスチナ武装勢力は「人間の盾」作戦での勝利を宣言。
しかし国防軍は、電話による攻撃予告を続ける構え。
もし人間の盾作戦が続くなら、地上侵攻して破壊すると国防軍は警告している。
*ペレツ国防相がガザから9キロ以内の民家を防弾仕様に補強する考えを表明。
しかし国防軍幹部は、同じ経費でミサイル防衛システムを
開発した方が効率的だとの考えを示した。
*移民者の子供の4割は週に1回以上授業を欠席との調査結果。
学校が面白くないとの意見も多く、不登校の原因になっている。
11/21
*国防軍がガザでミサイルによりハマス幹部2人を殺害。
付近にいた子供を含む数人の民間人も負傷した。
西岸地区のエリコでは玩具の銃を持った子供1人が国防軍の銃撃で死亡した。
*昨日も多数のカッサムロケット砲がスデロット市に着弾。
*パレスチナでの世論調査で、
カッサムロケット攻撃がパレスチナにとって有害だとの意見が61%。
イスラエルとの武力闘争は西岸地区内だけにすべきだとの意見は66%に達した。
*来年からイスラエル車にパレスチナ人を同乗させることが原則禁止に。
イスラエル車を使ってテロ組織が活動を行っているため。
http://blog.mag2.com/m/log/0000019965/107958423.html
11/22
*スデロット市の工場がカッサムロケット砲の攻撃により破壊され、
労働者1人が重傷を負い、病院で死亡。他にも1人が軽傷を負った。
現場近くにいた国連の調査官も被害状況を視察した。
*止まらないガザからのロケット砲撃を受け、
国防軍はガザ再占領に向けた作戦計画の立案を開始。
*カッサムロケット砲の被害で、スデロット市から住民が避難している
との報道に「大いに満足」とハマスの軍事部門指導者。
さらに砲撃を強めてアシケロンからもユダヤ人を追い出すと語った。
*ガザで武装勢力が国際赤十字のイタリア人職員2人を誘拐し、数時間後に釈放
国際赤十字は、ガザにおける活動を一時中断すると発表した。
ガザでは外国人誘拐が散発的に発生している。
11/23
*昨日も自治区の各地で戦闘があり、パレスチナ人5人が死亡。
パレスチナ側によると、うち2人は民間人だったもよう。
*ハマスに対する攻撃指針を閣議検討。シンベトの反対で、
政治家に対する攻撃は避けることになったが、
ハマスの各種施設に対する攻撃は状況に応じて行うことが決まった。
*自治政府のアッバス議長が、ハマスとの連立政権について
外交方針では合意が成立したと、アラブ系紙に語った。
しかし、イスラエルとの停戦や兵士釈放問題でまだ合意ができていないもよう。
*ガザでファタハ幹部に対する暗殺未遂事件。
予定されていたハニエ首相とアッバス議長の会談は延期された。
*昨日朝も、スデロット市では小学校にカッサムロケット砲が着弾。
幸いにも負傷者は無かった。同市では無差別のロケット砲攻撃を恐れ、
子供を学校に行かせない親が増えている。
*イスラエル国民の過半数が、シリアとの和平交渉に賛成。
しかし、シリアの要求するゴラン高原返還には過半数が反対した。
11/24
*国防軍がガザでPRC幹部ら3人を殺害。車に乗っているところを
ミサイルで攻撃した。車には爆発物も積載されていたもよう。
*イスラム聖戦、ファタハ、ハマスが、
イスラエルが攻撃をやめればカッサムロケット砲の発射をやめると宣言。
政府は「カッサム砲攻撃が止まれば、いつでも攻撃は中止する」と応じた。
*ガザの現状を視察したアルブール国連人権高等弁務官が、
パレスチナによるロケット砲攻撃は民間人殺傷が目的で国際法違反だと明言。
しかし国防軍の攻撃でも民間人に被害が出ていると非難した。
*ガザで57歳のパレスチナ人女性が自爆。国防軍兵士3人が負傷した。
孫を持つ女性が自爆したのは初めて。最高齢の女性自爆者となった。
孫を殺傷されたことに対する復讐と見られている。
*ペレツ国防相がスデロット市を視察中に、ガザからのロケット砲攻撃。
国防相が防空壕に逃げ込む場面がTVでとらえられた。

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