パレスチナ情勢 (9/18,19)
イスラエル:軍が銀行などを急襲「武装組織へ送金阻止」
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/chuto/
西岸でイスラエル軍が銀行「強盗」を働く ほか
http://0000000000.net/p-navi/info/news/200609202158.htm
Israelis seize Palestinian funds
イスラエルがパレスチナの資金を差し押さえ
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/5362866.stm
West Bank: Israeli Troops Raid Moneychangers
http://www.nytimes.com/2006/09/21/world/middleeast/21briefs-006.html?_r=1&oref=slogin
Gaza:The children killed in a war the world doesn't want to know about
ガザ:世界が知ることを望まない戦争で殺される子供達
http://news.independent.co.uk/world/middle_east/article1619227.ece
http://news.independent.co.uk/world/middle_east/article1619227.ece
Hamdi Shaqqura of PCHR's Gaza office - which accuses Israel of using
repeated closures and destruction of the power supply to operate
a policy of "collective punishment" in breach of international law
in Gaza, argues that the excuse of "collateral damage" cannot justify
the " very high" death toll in the operations since 15 June.
He adds: " Israel's forces have been acting excessively and
disproportionately, and this explains the high figures for the number
of innocent civilians killed by them."
PCHR ガザ事務所のハマディShaqqura は、
繰り返された閉鎖と電力供給の破壊を、
ガザで、国際法に違反して「共同の懲罰」政策を実施する為に使ったと
イスラエルを非難し、
「付随的被害」という弁解が6月15日以降の作戦で
「非常に高い」犠牲者数を正当化することができないと主張します。
彼が付け加えます:
「イスラエル軍は過度に、そして不釣り合いに活動してきました。
そしてこれは彼らに殺害された無実の市民達の高い数字を説明します」
Embargo Squeezes Palestinian Workers
通商停止はパレスチナの労働者を圧迫します
http://ipsnews.net/news.asp?idnews=34765
The report found that severe poverty is on the rise in Palestine and
that per capita income is less than eight percent of Israeli per
capita income.
Palestinian family income is severely skewed, with the top 20 percent
receiving 48.5 percent of total family income and the bottom 20 percent
receiving only 4.6 percent.
報告では、ひどい貧困がパレスチナで上昇しており、一人当たりの所得が
イスラエルの一人当たり所得の8%以下であることが明らかになりました。
パレスチナの世帯収入は、トップの20%が総世帯収入の48.5%を受け取り、
ボトムの20%がたった4.6%を受け取るという状態で、ひどく歪んでいます。
Cancer patients in the Gaza Strip unable to reach Israeli hospitals
for treatment
治療用のイスラエルの病院に到着することができないガザ地区のガン患者
http://english.pnn.ps/index.php?option=com_content&task=view&id=580&Itemid=1
In Gaza, the Rule by the Gun Draws Many Competitors
ガザでは、銃による規則は多くの競争者を引き寄せます
http://www.nytimes.com/2006/09/19/world/middleeast/19gaza.html?ref=middleeast
Here, the kidnapping is viewed as the work of the Dagmush clan of
northern Gaza City.
It is regarded as highly professional,
with links to criminal enterprises and various militant factions,
including Hamas and the Popular Resistance Committees.
ここでは、誘拐は北ガザ市の Dagmush 一族の仕業だと見なされています。
それは、犯罪組織やハマスと人民抵抗委員会を含めて、種々の攻撃的な派閥と
関連して、高度にプロフェッショナルであるとみなされています
25% of Palestinians have been imprisoned by Israel since 1967
パレスチナ人の25%が1967年以来イスラエルにより投獄を経験
http://www.maannews.net/en/index.php?opr=ShowDetails&ID=15504
シオンとの架け橋
http://blog.mag2.com/m/log/0000019965/107713681.html
9/17
*ウムエルファームで五万人のアラブ人が集会。
イスラム教指導者は「シャロンもカツァブもアラーの罰を受けた。
エルサレムはもうすぐイスラム国家の首都になる」と演説した。
*ガザで武装勢力がファタハ幹部と四人の護衛を射殺。犯人は不明。
9/18
*ハマス傘下の武装組織に拘束されている国防軍兵士が家族に手紙。
「次の誕生日は家で祝いたい」などと書かれているという。
*1930年に失意のうちにフランスで死亡し、葬られたヘルツェルの二人の
子供の遺体が水曜にエルサレムに埋葬へ。
家族全員の遺体をイスラエルに葬るよう求めた遺言がやっと実施された。
*「信頼醸成のため」に釈放された政治犯により14件のテロが実行されたと
被害者団体。これらのテロで合計132人が死亡した。
9/19
*イスラエルは国防軍兵士の解放と引き換えに多数のパレスチナ人囚人
を釈放するだろうとムバラク大統領が発言。イスラエル政府関係者は
否定したが、捕虜交換交渉は進んでいるもよう。
*米国の人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチが、国連人権会議に苦
言。イスラエルを非難するだけで、アラブ人の蛮行には目をつぶり、
ダルフールやスリランカの惨劇も全く取り上げないため。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
『seizeという言葉はこの場合、「差しおさえる」という意味で
「奪う」という意味ではありません』
という御意見をイチゴ畑さんから頂きました。
全く仰る通りですね。
失礼致しました。
では、
<イスラエルが銀行「強盗」を働く>と訂正させて頂きます。
誰もイスラエルという一国家が、文字通りに、
<銀行強盗>をしたとは思っていません。
P-navi info でも、
<西岸でイスラエル軍が銀行「強盗」を働く>となっています。
つまり、銀行強盗ではなく、銀行「強盗」とカギカッコを付けています。
確かに文字通りの銀行強盗ではないけれども、パレスチナの一般民衆にとっては
銀行強盗と殆どかわらないという意味で、抗議と皮肉の意味を込めて、
カギカッコ付きで<銀行「強盗」>と表現したのだと私は解釈しています。
ということで、私もカギカッコ付きで<銀行「強盗」>と表現することにします。
まあ今回の銀行「強盗」については、
イスラエルの言い分、「テロに資金が流れるのを阻止する」ということを
私は全く否定するつもりはありません。
そういうこともなくはないのでしょう。
しかし、パレスチナの数百万人の一般民衆にも実害を与えるのです。
ただでさえ経済的に壊滅的状況であるところに、
その上に更に打撃を与えるということです。
その意図にかかわらず、そういう現実的役割も果たすのです。
そしてそんなことはイスラエルも重々承知しているということです。
つまり経済的実害を更に与える、懲罰のつもりなんでしょうね。
まあ関西弁で言わせて貰えれば、
『えげつないことをするなぁ』という感じです。
もう既に公務員は六ヶ月間給与を貰っていない。
数百万人もの経済生活が壊滅状況です。
まあ、一握りの『過激派』はともかく、
貧窮するパレスチナの数百万人の一般市民をどう支援するか、
そういう国際社会の動向の中で、
それとは正反対のベクトルのことが
公然と行われたということだと私は受け止めています。
ゲットーに閉じ込めるだけでは飽き足らず、
更に経済的に追い詰めて、どうするんですか。
数百万人の隣人を懲罰してどうするんですか。
他者を追い詰めれば、自分自身に返ってきます。
投稿: 妹之山商店街 | 2006.09.21 21:24