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2006.08.09

レバノン情勢 (8/7)

レバノン:揺れるモザイク社会:安武塔馬JMM連載(第24回)
戦争の風景2:背後を刺されたセニオラ政権
http://www.geocities.jp/beirutreport/jmmlebanonwar.html

「代償を払うのは貧しき人ばかり」イスラエルでの反戦ラリー
http://0000000000.net/p-navi/info/column/200608080300.htm

燃料が供給されねば、病院の6割機能停止 レバノン
http://www.asahi.com/special/MiddleEast/TKY200608080447.html

「イスラエル市民」犠牲者の半数はパレスチナ人である
ヒズブッラーとイスラエルのあいだで
http://palestine-heiwa.org/note2/200608071629.htm

レバノン南部(スール)発その2:綿井健陽
http://blog.so-net.ne.jp/watai/2006-08-09

今、ベイルートにいます:志葉 玲
http://reishiva.exblog.jp/5446251/

イスラエルのレバノン攻撃による環境破壊、トルコに及ぶ可能性も(Yeni Safak紙)
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/newsdata/News200686_3200.html

国連事務総長:イスラエルの空爆は国際法違反の報告書
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060808k0000e030065000c.html

国連監視員はなぜ殺された
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200608081035412
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/675

陸自ゴラン隊員一時退避=宿営地付近に着弾-シリア・イスラエル停戦監視
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2295414/detail

レバノン情勢:停戦決議案をどう読むか?:大野元裕
http://homepage2.nifty.com/saddamwho/HP/__HPB_Recycled/__HPB_Recycled/__HPB_Recycled/unscrlebanon.html

「決議案は、誰がアメリカのポリシーを動かしているのかを示している
…イスラエルだ」8/7:ロバート・フィスク
http://heartland.geocities.jp/readingfisk06/textbn/070806.html

レバノン戦闘写真を誇張・英ロイター通信と契約のカメラマン
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060808AT2M0801E08082006.html

ブロガーお手柄! レバノン空爆の報道写真、変造見破る
http://www.sankei.co.jp/news/060809/kok012.htm

イスラエル予備役兵@ワシントン・タイムズ
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/d7cf9c634a5ef4ac6001c4c2ca86f2ff

ヒズボラ・ゲリラの要塞@タイムス
Hezbollah's hidden stronghold sends death across the border
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/3e78d05ca3ed74495c385df0c6f5d3b7

(BBC)
Tyre:シンプソン記者
「病院から数百メートルの所に空爆。
救急車が向かう。
八分後、救急車が建物に近づいた時、
イスラエルは、同じ場所に更に二つの爆弾を投下しました。
一つ目とほぼ同じ所に着弾しました。
救急車が最初の爆弾の犠牲者を探しに
あそこに向かったのを私達も見ていました。
救助活動がいかに危険かお分かりでしょう。
イスラエルは時間差をつけて同じ場所を攻撃しています。
当初死亡したと思われていた救急車の救助隊員が無事戻ってきました。
しかし車体のキズと救助隊員の顔が爆発の近さを物語っています。
ここには確かにヒズボラの戦闘員が、いることはいますが、
死傷した多くは貧しい人々や高齢者です。
病院の外科医は足を切断した女性に会わせてくれました。
破壊された家に四日間閉じ込められ、
更に病院に来るのに車で10時間掛かり、
病院に着いた時には足を救うには手遅れでした。
(Dr.AHMED MROUEH)
『92年、93年、96年のことを覚えていますが、今回のが最悪です。
民間人がどんどん殺されているんです』

ティールと他の街はリタニ川で分断されています。
イスラエルはここの橋を破壊。
七日朝もティールと外界を結ぶ最後の通路を爆撃しました。
国境なき医師団は人間の鎖を組織し、
少なくとも医薬品を届けるようにしました」

「ハイファの病院では攻撃を避ける為に患者を地下壕に移しています」

「イスラエルはヒズボラのロケット弾を見つけるのに
ひどくてこずっているようです。
それはヒズボラがあらゆるものを目隠しに使っているからです。
例えばこの地域一帯に植えられているバナナです。
こんなに葉っぱが繁っていては、偵察機はロケット台を見つけられません。
イスラエルに繁みからロケット弾を撃ち込んでは
隠れる戦術が大きな成功を収めてきました」

(独ZDF)
「世界食糧計画の職員(Antoine Renard)です。
『物資輸送に使っていた道路は爆撃を受けました。
今日通行できても明日には全く別のルートを考えねばなりません。
これは救援組織にとって大きな障害になっています』
ベイルート空港にある26トンの救援物資をレバノン南部の戦闘地域に
どのようにして届けたらいいのか誰にも分かりません。

(仏F2)
(CHRISTIOPHE STOKES:国境なき医師団)
『イスラエル軍に移動ルートの連絡はしますが、
この輸送隊のように許可が下りないものもあります。
緊急を要する医療活動に必要な物資だと説明したのですが、拒否されました。
しかたないので、安全の保証がないまま、こうした輸送しようとしています』

ハイファ
『僕達は皆が市民で共に生きてきた。
ここで死んでいく人達はイスラム教徒であれ、ユダヤ教徒であれ、
キリスト教徒であれ、皆同じ血の色をしているんだ』
この辺りのアラブ・イスラエル系の人々は貧しく、
逃げる手立てを持ち合わせていません。
『戦争は終わりにすべきです。勝者はいないでしょう。
両陣営で人々が死んでいます。』
被災した家の向かい側で掃除が始まりました。
ガラスが吹き飛び、ミサイルの破片が散っていても、
この母親は子供と一緒にここで寝ます。
突然サイレンが鳴り響き、次のミサイルが街に投下されることを告げています。
『私に何ができるでしょうか。一体何ができるっていうんでしょうか。
皆さんも窓のそばを離れて座って下さい。あなたは座って私のそばにいなさい。
防空壕もないし、身を守る場所がないんです。役所に頼んだんですけどね』

(CNN)
「(ROLAND HUGUENIN:International Committe of RED CROSS)
『ティールからサイダへの道路が六日夜の空爆で、
ティールは孤立してしまいました。
赤十字の関係者もティールから出られなくなっています』

(DR.MARTIEL MEDECQ:DOCTORS WITHOUT BORDERS)
『ティールは今後攻撃対象となり、
本格的な戦闘が繰り広げられるかもしれません』

アメリカにつぶされるイスラエル:田中宇
http://tanakanews.com/g0808israel.htm
イスラエル軍内の右派は、戦闘機のパイロットに間違った標的を教え、レバノン
で一般市民の犠牲者を増やし、アラブ側の怒りを扇動しているふしもある。
英オブザーバー紙によると、イスラエル空軍のパイロットの中には、空爆を命じ
られる標的が、接近してみるとどう見てもヒズボラの施設ではなく、明らかに
一般市民の住んでいる住宅である場合が多いため、標的設定が間違っているので
はないかと疑い、わざと標的を少し外れるようにミサイルを発射し、市民を殺さ
ないようにしている者がいるという。
(関連記事)
Israeli pilots 'deliberately miss' targets
http://observer.guardian.co.uk/world/story/0,,1838437,00.html
イスラエル軍は「防衛軍」としての行動規範を持ち、無関係な市民の住宅を空爆
することは規範に反するうえ、国際的に戦争犯罪にも問われかねない。
7月30日、イスラエル空軍がレバノン南部のカーナ村の住宅を空爆し、多数の
一般市民が殺害された事件も、標的設定の間違いの結果だった疑いが強まって
いる。イスラエル軍は当初、標的となった住宅のすぐ近くからヒズボラのミサイ
ルが発射されていたと主張していたが、その後、この主張は間違いで、周辺から
はミサイルは発射されていなかったことを、イスラエル政府も確認している。
(関連記事)
'No Hezbollah Rockets Fired From Qana'
http://www.antiwar.com/jamail/?articleid=9461
イスラエルの現実派の論客は最近「イスラエルは、早くアメリカのネオコンや
キリスト教原理主義と縁を切るべきだ。ネオコンやキリスト教原理主義は、
イスラエルを、中東諸国との間違った戦争の最前線に立たせようとしている。
彼らと組むことは、イスラエルの破滅につながる。イスラエルは、アメリカを
国際協調主義の方向に引き戻す努力をせねばならない」と主張する論文を
イスラエルの新聞に載せた。
(関連記事)
Ending the neoconservative nightmare
http://www.haaretz.com/hasen/pages/ShArt.jhtml?itemNo=746312

シオンとの架け橋・イスラエルニュース
http://blog.mag2.com/m/log/0000019965/107568397.html
8月6日(日)
*ガリラヤには土曜日にも170発のカチューシャロケット砲が着弾
国境に近いベドウィンの村では母娘3人が死亡した
*テルアビブで5千人がレバノンでの停戦を求めるデモ
右派が妨害活動を行ったが、大きな混乱は無かった
*イランがヒズボラに最新型の地対空ミサイルを提供すると
 軍事情報専門のジェーン社が報道。通常兵器の補給も増強
*戦争で営業が困難になっているガリラヤのホテルが集まり
来年6月まで有効な格安のチケットを発売中。現金収入により
戦争が収まるまでの運転資金を確保するのが狙い
8月7日(月)
*ガリラヤ北部の兵士集合場所をロケット砲が直撃し12人の兵士が死亡
警報が出ていたが、兵士らは避難を怠ったもよう
*ヒズボラの攻撃で12人のイスラエル兵士が死亡したとのニュースが伝わり
自治区では人々がヒズボラの旗やナスララの写真を振り、祝賀ムード
商店主らはお菓子を配るなどした
*ロイターのカメラマンが、ベイルート市街の空爆被害写真を捏造した
ことが判明。同社は写真を撤回した。同じカメラマンはカナ空爆の
被害写真なども撮影しており、検証が必要だとの指摘も
*ファタハ系の治安組織幹部が、ガザ北部で暗殺。ハマスの犯行と
見られている。ハマスとファタハの対立はさらに悪化する兆し
*ハイファでは反戦紙の事務所にもヒズボラの攻撃で大きな被害
しかし、編集長はあくまで「悪いのはイスラエル」と主張
8月8日(火)
*国防軍がヒズボラの無人偵察機をハイファ沖で撃墜
一昨年と昨年にもヒズボラは無人偵察機をイスラエルに送り込んでいる
*レバノン南部に展開する予定の国際部隊にフランスとマレーシアが
軍の派遣を表明。日本など多くの国も支援の方針を表明
*ラマラのハニエ首相事務所に届いた小包に毒物
事務員が病院に運ばれた
ハニエ首相がこの事務所に来ないことはよく知られており
誰が何の目的で行った犯行かはまだわかっていない

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