レバノン情勢 (8/2)
紛争下で交流を続けるイスラエルとレバノンのブロガーたち
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/31/news015.html
The Beirut blogs: People under siege tell their stories online
http://www.dailystar.com.lb/article.asp?edition_id=1&categ_id=1&article_id=74455
思いを残して 「グッバイ・ベイルート」
http://0000000000.net/p-navi/info/column/200608030334.htm
レバノン、深刻なガソリン不足 停電も頻発
http://www.asahi.com/special/MiddleEast/TKY200608030230.html
私の視点 テロリストは誰?
http://blog.goo.ne.jp/asaikuniomi_palestine/e/c777fe977136e001e72e28e834f50cb3
世界はレバノンを見殺しにするのか:天木直人
http://gendai.net/?m=view&g=syakai&c=020&no=27575
サッカー練習場で見た軍機
http://sekai.o-7-3.com/008/ent120.html
(BBC)
(AMER DAOUDI:WFP Emergency Co-ordinator)世界食糧計画
安全かどうか運転手は保証を受けていません。
(ROBIN LODGE:World Food Programme Spokesman)
(三日前にイスラエルの許可を得て、車列を送るシステムになっています)
「到着すると、もう住民達は逃げてしまった後だったりします」
ヨルダンの野戦病院が設営されました。
(MOHAMMED SIDANI:Hospital superviser)
「この資材がなくなれば、人工透析の患者達は死んでしまうでしょう」
(NIZAR RAMMAL:Aid worker)
「人道援助のコンボイですが、必ずしも成功していません。
現地まで行く許可をイスラエルから得ていないからです」
<人道援助の為の回廊が作られたということですが、
72時間前に申請するということで、余り現実的ではありませんね>
「そうです。コンボイは昨日から許可を貰えなくて待っている状態です」
<どういう理由からでしょうか>
「特に理由は与えられていません」
<48時間の空爆停止は助けになりましたか>
「僅かに助けになったことといえば、遺体を収容できたということです」
(NADER AL NAKIB:Rafik Hariri for Relief)
「確かに援助物資は世界中から到着しているのですが、
しかしそれを届けることができないのです」
(CHRISTOPHER STOKERS:Medecins Sans Frontieres)
「ベイト・ジュベイルなどの国境の近くの村に行きました。
家々が全て破壊されていました。
多くの人々がまだ残っていました。
いつも誰かがそこに残っているのです。
老人、婦人、子供達がいました」
<逃げる手段がないからでしょうか>
「村から逃れたくないという人が多いんです。
老人は、昔も逃げたこともあるけれども、
もうそんなことはしたくないと言っています。
ベイルートに行ったとしても何ができるのかということです。
村では遺体がそのまま放置されているような状況がありました」
(BBC)
BBCのリチャード・ビルトン記者のイスラエル軍従軍取材
工兵の偵察隊に同行取材
装甲車に同乗、深夜に出発
「確かに私達に向け、ミサイルが発射されましたが、
命中はしませんでした。
これは大規模な地上戦の一部です。
しかし率直に言って、とてものろい感じです。
もう三時間半も経っているんですが、
止まってばかりでなかなか前に進みません。
頭上では銃撃音が聞こえます。
前方の危険を取り除く為の銃撃です。
到着した時はもう夜明けでした。
イスラエルの機甲部隊がヒズボラ戦闘員がいる地域に入りました。
銃撃が止むと、工兵達が地ならしです。
頭上では更に北部の標的目掛けて絶えず砲弾が飛び交います。
レバノン南部全域にわたる大変な規模の組織的攻撃です。
しかしイスラエル部隊がもう危険はないと思ったその時、
上の岡で銃撃戦が始まりました。
今回の紛争ではヒズボラは絶えず反撃し、
規模ではるかに上回るイスラエル軍の兵士に
死者や負傷者を出しています。
『ヒズボラは少人数で背後から突然やって来ます。神出鬼没なんです』
<戦いは厳しいですか>
『はい』
イスラエルはこの戦闘で人員や兵器、攻撃の仕方、
そしてこうした場所への侵攻などから分かるように、
かなりの猛攻を仕掛けています。
敵に一目置いているからとも言えますが、
その反面、いかにこの軍事作戦の緊急性が高いかが分かります」
「ティベリアスの混雑した防空壕のスペースは殆ど残っていません。
しかし誰も出て行こうとはしません。
外では数時間ごとにヒズボラのロケット弾の攻撃が続いています。
この街はガリラヤ湖に面した風光明媚な場所ですが、
ヒズボラの射程距離内となっています。
国境の街キリヤット・シモーネでは
終日イスラエル側はヒズボラの攻撃により発生した
山火事の消化にあたっています」
(SHLOMO BREZNITZ:Psychology professer, Haifa University)
「いつロケット弾が飛んで来るか分からないということが問題です。
表面的には慣れているかもしれません。
人々はどのように反応するかという一つの
メンタリズムのようなものを築き上げてきたでしょう。
しかし、表面化に入った場合、人々は苦しんでいるんです」
<ストレスはどのような形で表れてくるんでしょうか>
「様々な症状が表れます。
車を運転していても気になるという人もいます。
そして常に苛立ったような気持ちになるということです。
または睡眠不足、ゆっくり休むことができない、
どのような音にも過剰に反応する。
ニュースをいつもいつもチェックするというようなことが起きています」
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