レバノン情勢 (8/28)
「レバノン:揺れるモザイク社会」:安武塔馬 JMM連載(第32回)
シーア派レバノン人:戻って来た日常
http://www.geocities.jp/beirutreport/lebanon009.html
(アルジャジーラ)
「ベイルート空港は今も包囲されている為、アナン事務総長の到着についても、
イスラエルへの通達と、おそらくは許可が必要でした。
アナン事務総長は、恒久的な停戦の為には、レバノン南部に非武装地帯を設ける
ことが必要だが、強制的に武装解除するのではなく、国内の対話に委ねるべきだ
と述べ、安保理決議1701が履行されなければ、戦争が再発するかもしれないと
警告しました」
Lebanese MP Ghassan Moukheiber on the Future of Lebanon Politics,
Hezbollah and the Ongoing Israeli Occupation
http://www.democracynow.org/article.pl?sid=06/08/28/1342231
The Lebanese government is now considering possible legal procedures
to sue Israel for war crimes and crimes against humanity.
レバノン政府は現在イスラエルに対して戦争犯罪と人道に対する犯罪を求める
訴訟を起こす可能な法的手続きを考慮しています。
トルコ、レバノン派兵を閣議決定
http://www.asahi.com/special/MiddleEast/TKY200608290274.html
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt15/20060829AS2M2801Y29082006.html
シオンとの架け橋
http://blog.mag2.com/m/log/0000019965/107637146.html
8/27
*ヒズボラとの捕虜交換の交渉が進行中だとエジプト紙が報道。
ガザで誘拐された兵士の釈放交渉も進んでいるという。
*ドイツもレバノンに1200人の兵士を派遣することを決定。
*ファタハ中央委員会がハマスとの連立政権交渉を進める方針を決定。
イスラエルの存在容認などの条件は棚上げにして連立を組む。
権力維持の為の旧世代の策略だとして、ファタハの若手は反発。
*エルサルバドルが大使館をテルアビブに移すことを決定。
これでエルサレムに大使館は無くなった。
*旅客機連続爆破未遂事件の後、英国で行われた世論調査で
イスラム教が西洋に対する脅威だとする意見が53%。
大多数のイスラム教徒が平和的な人々だとの見解は僅か16%だった。
*米国の世論調査で現代イスラエル建国がキリスト再臨につながる預言の成就
だとする意見は平均35%。南部では45%、キリスト教福音派では69%だが、
カトリック等の伝統的教派では3割程度。
8/28
*レバノンに残る国防軍は、ヒズボラが築いた壕や陣地を破壊中。
国境地帯には巨大な壕が築かれ、シャワーも完備していた。
*国防軍がハマスのメンバーをミサイルで殺害した際、
付近の車内にいたロイターのスタッフも負傷。
報道関係である表示のある車を攻撃したとして同社は国防軍に抗議している。
*ハマス高官が「イスラエルを非難するのをやめて反省しよう」との論説。
イスラエルの撤退後、武装勢力は抗争に明け暮れ、
不必要なイスラエルとの戦争を続けて、暮らしが壊滅したため。
8/29
*米国のジャクソン師が、シリア、レバノン、イスラエルを回り、
兵士の解放交渉を仲介。同師は宗教対話運動も指導している。
*レバノン軍がシリアとの国境に展開を開始。
パレスチナ難民キャンプの武装勢力にも武装解除を要求したもよう。
真剣に国連決議を実施する構えではないかと期待されている。
*イスラエル統計局の調査で、イスラム教の女性が
生涯に産む子供の数が減少し4.6人に。ユダヤ人女性は不変で2.7人。
*京都で行われた世界宗教者平和会議でヨルダンのハッサン王子が
「人民から搾取して、勝ち目が無いイスラエルとの戦争の為の武器を
買っている」と、アラブの指導者を激しく批判した。
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