「レバノン危機」(香港フェニックス) 7/27
http://blog.phoenixtv.com/user1/ssblh/archives/2006/245240.html
(譚志強:香港珠海書院教授)
「これまでの五度にわたる中東戦争は全てイスラエルの大勝に終わっている。
言い換えれば、周辺諸国は今回はこれまでとは違う戦略、戦い方で臨んでいる。
イランとシリアはヒズボラを使い、挑発させています。
つまり陰険な方法でイスラエルをやっつけようとしているのです」
(劉瀾昌:時事評論家)
「双方とも目的は限定的です。
戦火が中東全域に広がることは望んでいません。
イランはアメリカに痛手を与えて、
核開発問題への注目を何とか逸らしたいと願っています。
今中東では、米欧露が影響力拡大を競い合っています。
中国は1992年にイスラエルと国交を樹立し、
イスラエルからハイテクや先進的な武器を手に入れました」
(王奔:経済学博士)
「非対称な戦争です」
(譚志強:香港珠海書院教授)
「それは違います。
軍事的、武力衝突です」
(黄海波:司会)
「ハマスの幹部は、我々の取材に対して、
ヒズボラを応援するが、介入しないと答えています」
(劉瀾昌:時事評論家)
「石油産業は戦争拡大を望んでいるかもしれません」
(王奔:経済学博士)
「石油価格は高騰していません。
これは代理戦争です。
イランは既に介入しています。
一つは武器の供給。
イランの兵士四人の遺体がイランに
密かに輸送されたという報道もあります」
(劉瀾昌:時事評論家)
「アメリカにイランと戦う余力なんてあるんでしょうか」
(王奔:経済学博士)
「非対称な戦争には、二つの特徴があって、
一つはすぐに相手を殺そうとすること。
もう一つは、別の大きな戦いの導火線となること。
何故ならそれぞれに後ろ盾になる国があるからです」
(劉瀾昌:時事評論家)
「大事なことは、この戦争がエスカレートすれば
アメリカの国益を損ないます。
アメリカは統制可能な範囲を望んでいるんです」
<視聴者のアンケート>
・戦争が拡大する :48%
・戦争は拡大しない:51%
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