Interview with Eli Moyal : Mayor of Sderot (BBC)
2006.7.4 (BBC)
「スデロットの市庁舎前の抗議集会
『カッサム・ロケット弾によって多くの犠牲者が出ている』
『スデロットの街が燃えている』
横断幕やプラカードにはそう書かれています。
Sderot の Eli Moyal 市長に話を伺います。
<オルメルト首相が今日ここにやって来ますが、
これをメッセージとして伝えたいんでしょうか>
『これは私のメッセージではありません。
市民の抗議です。市民が意見を明らかにしているのでしょう。
民主主義の国ですから、各自の意見を自由に明らかにすることができます。
私には私の意見があります。
現在兵士が前線で戦っているのですから、
今は抗議を行う時ではないと私は思います』
<しかしイスラエル政府に対して、スデロットは非常に苦しんでいると
貴方は前から訴えていますね>
『非常に不可能な状況となっています。
子供達は夜眠ることができません。
学校にも行けない。そして学校の勉強も集中できないと言っています。
非常に心理的な問題となっているんです。
ソーシャル・ワーカーによってもそのような報告がなされています』
<心理作戦ですね。
この二週間で250発のロケット弾がスデロットに撃ち込まれたということです。
被害がなくても大きな打撃が与えられますね>
『その通りです。全く見えないような被害が起きているんです』
<ロケット弾が発射されたというサイレンが鳴っています。
警戒警報が鳴っています。どうしたらいいんでしょうか。
カッサム・ロケット弾が向かっています。
ガザ地区の境界線からイスラエルに撃ち込まれています>
『着弾しました。もう一つ聞こえます』
<今日の五発目ですね。
スデロットには今日五発のカッサム・ロケット弾が着弾しました。>
早朝にも数発着弾しました。
今もインタビュー中にこのようなことになってしまいました。
オルメルト首相が今日ここを視察するということです。
住民は非常に大きな怒りを抱いています。
スデロットの人々も夜は眠れないということですが、
ガザ地区の人々も夜は全く眠れません>
イスラエルは限定的な作戦しか行っていません。
ガザ地区を夜攻撃しています。
超音速で衝撃波を振り撒いています。
スデロットの人々は夜全く眠れないと言っていますが、
ガザ地区の人々も同じです。
どちらの住民も苦しんでいます」
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