レバノン情勢 (7/29)
Dozens killed in Lebanon air raid
http://news.bbc.co.uk/nolavconsole/ifs_news/hi/newsid_5220000/newsid_5228200/nb_rm_5228266.stm
More than 54 civilians, at least 34 of them children, have been killed
in an Israeli strike on the southern Lebanese town of Qana.
Israel has defended the action saying it was targeting
a Hezbollah missile site.
Fergal Keane reports from Qana.
This report contains some images you may find distressing
(BBC)
(MIRI EISIN:Israeli spokesman)
「イスラエルは全面的に責任をとるということです。
我々はこの件を非常に遺憾とし、
人々に同情の意を表明しました。
何が起きたのか我々も知りたいのです。
こういったことが二度と起きないようにしたいのです。
市民を攻撃しないように我々は気をつけています。
しかしヒズボラは一般市民を盾として使っています」
<色々と偵察を行っているのに、
この建物に市民がいることを知らなかったんでしょうか>
「問題は市民の陰にヒズボラが隠れているということなんです」
<空軍機が市民をみつけられなかったのは何故ですか>
「イスラエルは努力しました。
市民に退去するように勧告しています」
(PETER BOUCKERT:Human Rights Watch)
「最初からイスラエルは無辜の市民に対する攻撃を続けています。
ジュネーブ条約違反です」
<ヒズボラは一般の市民の陰に隠れて攻撃しているのでは>
「現地で記者達が取材したんですが、
近くで武器などは一つも発見されていません。
子供達が大勢死にました。
そこにはヒズボラの武装勢力などもいなかったのです」
<地下に市民がいたことをイスラエル軍は知らなかったのではないでしょうか>
「イスラエルはこういった攻撃が一般の市民に与える影響を
知っている筈なんです。
退去した市民達の車を狙った攻撃も行われているんです。
ですから市民達は逃げることもできない状態にあります。
また救援作業をする人達もこういった現場には危険で入っていけない状況です。
イスラエルが空爆を続けているからです」
(CNN)
<市民を安全にする為に何か特別な手段をとっていましたか。
例えば輸送手段を提供するとか、通信手段を提供するとか>
(JACOB DALAL:IDF spokesman)
「これはヒズボラの問題なんですよ。
ヒズボラが市民をこのような危険な場所に置いていた訳なんです。
ミサイルをここから発射していたんです。
この村から、この建物の近くから発射しているのです。
ですから戦闘地区なんです」
<赤十字や国連も被害に遭っています。
最新の技術、精密兵器で空爆しているのではないんですか>
「毎回百回以上の攻撃を行っています。
これは戦争なんです。
皆理解して欲しいんですが、戦闘時なんです。
村が戦闘になったのは何故か、それはヒズボラがいるからなんです。
ヒズボラがこの結果を導いたんだと思います。
彼らにこそ責任があるんです。
住宅地から攻撃を行っていたんです。
市民達を盾に使っていたんです」
ベイルートで国連事務所に群集突入、イスラエルによる空爆に抗議
http://today.reuters.co.jp/news/newsArticle.aspx?type=topNews&storyID=2006-07-30T203100Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-222927-1.xml
(BBC)
(NAYLA MOUAWAD:Lebanese Minister of Public Affairs)
「カナでの惨劇を放置できません。
1996年にもカナで大虐殺があったのです。
今日起きたことは全く何の弁護もできません。
多くの女性達、お年寄り、子供達が亡くなったんです。
国際的な条約、国際的な決断なく、
これだけの悲劇が起きてしまいました。
それに対して人々が怒るのは当然です。
私は即時無条件の停戦を求めています。
国会議長、首相の声明を支持しています」
(SAOUD EL MAWLA:Professer, Lebanese University)
「様々な派閥の違い、宗派の違いを乗り越えて現在団結しています。
ヒズボラに反対だった人達も今回のイスラエルの攻撃に、
国内の団結が強まっています。
かえってヒズボラの支持率が高まっているような状態です。
政府とヒズボラが権力を共有することを今は認めなければならないと思います」
<ヒズボラの武装解除は>
「それはないのではないかと思います。
少なくとも近い将来はないでしょう。
もしかしたらイスラエルが20キロほどヒズボラを後退させるかもしれません。
しかしだからといってヒズボラが武装解除するとは思えません」
(NAJLA AL-AWADHI:Dubai TV)
「ドバイテレビでは十時間にわたる番組で寄付を呼び掛けます。
中東全域からの寄付の申し出に対応できるよう
最後の打ち合わせが行われています。
四つのテレビ局が同時に放送します。
衛星放送ですから、中東全域、北アフリカにも流れます。
またヨーロッパや北米に住んでいるアラブ人も観るでしょう」
(SAAD EL-ZEIN:Lebanese Business Council)
「難民救済の独自のキャンペーンを始めました」
(FAHAD RAHMAN BIN SULTAN:Red Crescent)
「赤新月社の倉庫では出荷の準備が進んでいます。
しかしレバノンに運ぶのは簡単なことではありません。
既に空爆で死亡した運転手もいます。
トラックも揃っています。
あとはレバノンに入る許可を得るだけです。
既に十日待っています。
まずダマスカスに運んで、そこから配布するようにします」
レバノンの国連監視所付近を空爆 2人負傷
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/chuto/news/20060730k0000e030006000c.html
レバノン空爆で重油流出、地中海の汚染深刻
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe4800/news/20060730it11.htm
二重基準を使い分け戦争に奉仕する米国ジャーナリスト/アラビアニュース
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/c66057f839ec620a23a1e977368424dc
米国とイスラエル:世界で最も危険な同盟/アラビアニュース
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/0f947a048527ee0616bf764843bb1d59
レバノンで燃えているもの
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/f5fbc404791601587418bdccb9d6af8c
対岸の火事ではない・レバノン/神浦元彰(軍事アナリスト)
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/d61e34f907748dffa76ba09492f290f8
ユダヤ人団体からのレバノン侵攻反対の意思表示/向井真澄
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/1a13bc379aaf1830b0bfd3f6108042cb
「イスラエルは損害を弁償しなければならない」
マスリ・米サウザン・ピース研究所所長
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200607301249310
「レバノン人はイスラエルの併合の夢を挫く用意がある」
ダーヘル・レバノン大教授が都内で講演
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200607221650096
イスラエルで深刻化する貧困
子供3人に1人が貧困ライン以下で生きる格差社会
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200606011050054
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