レバノン情勢 (7/20)
High Commissioner for Human Rights calls for protection of civilians
and accountability in latest Mideast crisis
http://www.ohchr.org/english/press/media.htm
UN warning on Mid-East war crimes
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/5197544.stm
UN High Commissioner for Human Rights Louise Arbour said international
law stressed the need to protect civilians.
国連人権高等弁務官事務所のルイーズ Arbour 弁務官は
国際法が市民を守る必要性を強調しました。
There is an obligation on all parties to respect the "principle of proportionality", she said.
すべての勢力には「均衡の原則」を尊重する義務があります。
"Indiscriminate shelling of cities constitutes a foreseeable
and unacceptable targeting of civilians," Ms Arbour said.
「街への無差別な砲撃が市民への予測可能な、受け入れ難い攻撃目標設定を
構成します」
"Similarly, the bombardment of sites with alleged military significance,
but resulting invariably in the killing of innocent civilians,
is unjustifiable."
「同様に、軍事的重要性を主張し、無実の市民に殺害をもたらす区域への砲撃は
正当化できません」
Ms Arbour expressed"grave concern over the continued killing and maiming
of civilians in Lebanon, Israel and the occupied Palestinian territory".
Arbour 女史は「レバノンとイスラエルと占領下のパレスチナの市民を
継続的に殺害し、傷付けることについての重大な心配」を表明しました。
UNHCR(国連人権高等弁務官事務所)の
アーバー弁務官が声明を出し、
「無実の市民がいる場所や街を無差別な砲撃にさらすことは受け入れられない。
国際法は人道に対する犯罪や戦争犯罪を規定している」
イスラエル:レバノン侵攻 WHOとユニセフ、深刻な懸念表明
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/chuto/news/20060720dde007030046000c.html
仏F2(7/20)
「犠牲になった310人の内、ヒズボラのメンバーは僅か七人でした」
スペインTVA(7/20)
「19日には少なくとも58人が死亡しました。
その内ヒズボラの犠牲者は一人だけで、残りは全てシーア派の住民でした。
車輌やインフラの全てが攻撃の対象になっています」
(アルジャジーラ)
「ハイファで停戦を訴えるデモ行進を行った女性団体は、
周りの市民から非難を浴びました」
レバノン攻撃激化 途上国の出稼ぎ労働者身動きとれず
http://www.asahi.com/special/MiddleEast/TKY200607200192.html
Israeli-Arabs killed in attack
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/5B036E77-E9AA-45A9-BC64-531732AF1EB0.htm
ナザレス砲撃でアラブ人児童2人が犠牲に 安全体制でユダヤ人居住区と格差
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2221148/detail
「イスラエルで最もイスラム教徒が多いナザレス市
この事件はヒズボラの砲撃がイスラエル国内に百前後あるアラブ人居住区を襲っ
た最初ではなく、すでにここ数日で幾つかの居住区が被爆していたものの、二人
の子どもはイスラエルのアラブ人約120万人の中の最初の死者となった。
ヒズボラを正面から非難するのを避ける空気が一般的だが、中には、イスラエル
に住むアラブ人の間にある、このシーア派民兵集団に残っている共感を損なう
ことになると、個人的にもらす人もいた。これまでのところは、大半のアラブ人
はイスラエルの軍事行動をレバノン国民に対する正当化できない戦争だと見て
いるのだ。
住民の数人は、ヒズボラが砲撃目標にしたのはナザレス近郊にある軍事施設だと
指摘した。イスラエル北部は戒厳令下に置かれており、そうした施設の性格や
位置について云々することは禁止されている。
アブ・フィラスとだけ名乗った58歳の男性は「私達は人間の盾みたいなものだ。
あいつらが軍事基地をアラブ人居住区のそばに作ったのはアラブ人を撃ってしま
うことになるとヒズボラがこわがるのを望んだからさ」と語った。「このまま
じゃ私達はどこにいればいいのかね。イスラエルは私達をヒズボラと考え、ヒズ
ボラは私達をイスラエル人だと考えている。私達に何が起きようが、誰も構っち
ゃいない」
他の住民達も、イスラエル当局がアラブ人居住区に対する攻撃に何の準備もして
来なかったと怒りを口にした。31歳の物理療法師の男性、ジアド・アワイシさん
は「私達はイスラエルのテレビを見ていると、ハイファやナハリヤみたいなユダ
ヤ人の街では空襲警報のサイレンが鳴って、隠れることができる公共避難壕も
ある。けれど、ここには何があるというんだ。何もないさ。隠れる所なんかない
んだよ。イスラエルは私達が死ぬことなんか重要だと思っていないのさ」と話し
た。
ラメス・ジェライシ・ナザレス市長は、最近、市内に公共避難壕を建設する資金
を要請してきた。上ナザレスのユダヤ人の居住区にはたくさんの避難壕がある
からだ。同市長は「この問題について、内務省と愛国戦線(ホーム・フロント)
と話をしたのだが、連中はそんな金はないと言うんだ」と語った」
レバノン空爆で55人死亡 キリスト教徒地区にも攻撃
http://www.asahi.com/special/MiddleEast/TKY200607190660.html
「ベイルート中心部のキリスト教徒地区にも初めて爆撃があり、
キリスト教徒地区で死者はなかった模様だが、外国人も多く残っている。
シリア国営通信は、アラブ首長国連邦からの支援物資である食糧や医薬品を
積み、レバノンを目指していたトラック4台が19日、イスラエル軍に空爆された
と伝えた」
http://www.dailystar.com.lb/article.asp?edition_id=1&categ_id=2&article_id=74076
The trucks destroyed in the Bekaa were delivering medications donated
by the United Arab Emirates, while those in Byblos were tour buses.
Bekaa で破壊されたトラックはアラブ首長国連邦によって寄付された医薬品を
届けていました。他方 Byblos で破壊されたのは観光バスでした。
The seventh day of the mounting crisis saw Israeli attacks against
factories, dams and more civilians with internationally banned weapons.
増大する危機の七日目には国際的に禁止された武器で工場、ダムと
もっと多くの市民に対するイスラエルの攻撃がありました。
The St. Gregorius Church in Rachaya al-Fokhar suffered a direct hit,
as did the Lake Qaraoun Dam and the ambulance donated by the Emirates
in Dahr al-Baydar.
Rachaya アル・ Fokhar の聖グレゴリウス教会は直撃を受けました。
Qaraoun ダム湖と首長国連邦によって寄付された救急車も。
Ten civilians who had taken refuge inside the Greek Orthodox Church
in Rachaya al-Fokhar were wounded in an attack.
Rachaya アル・ Fokhar のギリシャ正教会の中に避難をしていた10人の市民が
攻撃で負傷しました。
Thousands flock to hills, parks and schools, but no place safe from bombs
http://www.guardian.co.uk/israel/Story/0,,1824642,00.html
Srifa was a bustling hillside village. Then yesterday the Israeli jets came
http://www.guardian.co.uk/israel/Story/0,,1824751,00.html
「ベイルート、ベイルート」
http://www.doblog.com/weblog/myblog/18736/2620446#2620446
「兵士が誘拐された場所はゴラン高原で、
1967年にイスラエルが武力でシリアとレバノンか奪い取った所。
イスラエルは1981年にゴラン高原を一方的に併合。
日本だって、イスラエル兵が誘拐された所は
イスラエルの領土だとは認めていません」
う~ん、そうなのだろうか?
まずは地理的な場所を確認しようとしているが、
確認できていない。
「わたしの街がまた燃える」ベイルート「ゼナの日記」
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2006/07/post_bb74.html
My city, on fire again
http://www.guardian.co.uk/israel/Story/0,,1823785,00.html
Note from Lebanon
by Rania Masri July 17
http://signs-of-the-times.org/signs/editorials/signs20060719_NotefromLebanon.php
レバノンより
http://blog.goo.ne.jp/nanbanandeya/e/0fa6086b901f4425d939461215d70cca
「イスラエル軍は攻撃対象の村々に避難を呼びかけましたが
その一方で村民が避難する道路を破壊していたのです。
メッセージは明確と言えるでしょう。
『家を出ろ、我々はお前達を殺す。家に居ろ、我々はお前達を殺す』
彼らはこの両方をやったのです。
これは全体で何を意味するのでしょうか?
イスラエルはレバノン国民を「逃亡」しないように国内に縛り付けて
恐怖によって服従するように仕向けています。
これはテロリズムであり、それも最も純粋な形のテロリズムです。
銘記しましょう:イスラエル軍によるレバノン国境への攻撃は
イスラエルの兵士の拘束に伴って水曜日から始まったわけではありません。
ここ一ヶ月間以上に亘ってイスラエル軍は国境地帯で実弾演習を
行ってきましたが、この時にレバノン人の羊飼いが殺されています。
これに対する「国際社会」の反応は?・・沈黙でした。
もう一つ銘記します:イスラエルは意図的に放置したレバノン南部における
40万発におよぶ地雷の配置図を引き渡すことを拒否しています。
これらの地雷は継続的にレバノンの子供を殺しているのです」
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