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2006.02.11

「ハマスをモスクワに」(露RTR)

「ハマスの指導者をモスクワに招いて対話を行いたいとのロシアの提案について
仏は中東和平プロセスを促進すると支持を表明しました。
一方、イスラエルとアメリカは全く違った考えを表明しています。

ハマスをモスクワに、このプーチン大統領の提案は
西側とイスラエルを当惑させました。
ロシア側の追加説明でイワノフ副首相は、
まず現実を認めようと次のように述べました。
『ハマスが政権を握ったこと、これは事実です。
そしてそれが自由で民主的な選挙の結果であったということも事実です。
遅かれ早かれ、多くの先進諸国がハマスと
何らかの接触を取り始めることになるでしょう。
その目的がたとえ中東和平プロセスに対する自国の立場を
マスコミ報道や集会によってではなく、
もっと穏やかにハマスの指導部に説明する為というものであってもです」

中東和平担当の外相特別代表は
モスクワに招待するのは、ハマスを国際社会の要求レベルに近づけ、
イスラエルの安全を確保する為だと説明しています。

NATOと米の立場は、ハマスはテロ組織である、交渉は不可能というものです。
米の中東担当国務次官補です。
『テロというのはポーズボタンを押せば済むとは思えません。
今日止めても、明日はやるでしょう。
我々はテロ組織とは一切交渉しません』

しかしハマスとの交渉はもはや不可欠です。

しかし最初の障害が表れました。
イスラエルの運輸省が、ハマスがイスラエルを承認するまでは、
ハマスの代表団を国から出さないと宣言したのです」

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