Amona & Qarni crossing (ITN)
「違法住宅が撤去されたこの狭い土地が
パレスチナ人に返される訳ではありません。
近くの大規模入植地オフラは手付かずのままです。
オルメルト首相代行は総選挙で票を集め、
アメリカへの立場を良くする為に
この衝突を演出したという声もあります。
事実は、撤去された違法住宅はたった九戸で
やはり国際社会が違法とみなすヨルダン川西岸の他の入植地には
五万戸もの入植者住宅が建っているということです。
パレスチナがこれ程援助に依存している理由は、
イスラエルが表向きは治安上の理由から、
パレスチナの産品の輸出を阻んでいるからです。
輸出されない果物が腐り、数百万ドルが失われていきます。
イギリスはアラブ諸国経由でパレスチナに援助を入れ、
最悪の事態を回避しようとしています」
「ガザ地区での食料、医薬品不足が深刻に イスラエル軍の通行路封鎖が原因」
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1688099/detail
「パレスチナ・ガザ自治区が今、イスラエル軍による通行路封鎖により、
外部から食料、医薬品、建設資材などの搬入ができず、
同地区住民は生活物資の不足で困窮状態に陥っている。
国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、今回の閉鎖でパレスチナ側は
1日当たり50万ドル(約5800万円)の損失を被っているという。
イスラエル軍は今年1月14日、ガザ地区と外部をつなぐ通行路カルニ
(別名アルムンタル)を一方的に封鎖した。
ガザ地区に運び込まれる予定だった、コンテナ90個分の国連援助物資も
イスラエル領内の港に置かれたままという。
ガザ地区で活動している人道支援団体やイスラエルの人道的医師連盟などが
緊急声明を出し、イスラエル軍に対しカルニ通行路の即時開放を要請した。
「イスラエル軍は撤退したものの今でも同地区住民の生殺与奪件を握っている」
と非難している。
パレスチナ貿易センターによると、通常であれば、ガザ地区からヨルダン川西岸
地区およびイスラエルに向かう商用トラックは1日当たり80台に上っていたが、
この流通がストップしたことで1月だけで損害額は700万ドル(約8億1200万円)
にも達したという。
ガザ地区の農業生産委員会によると、通行路閉鎖で肥料や機材が届かないため、
日本の援助で実施されている農業プロジェクトも危機に直面しているという。
通行路封鎖に加え、イスラエル軍は「テロリストたちが姿を隠すのに使う」を
理由に、これまで柑橘類の木々などを強制的に伐採し、このためガザの農民達は
柑橘類からイチゴ栽培に切り替えたが、摘み取りを終えたイチゴも通行路閉鎖で
外部に運べていない。
イスラエルは昨年11月、ライス米国務長官が訪問した際、ガザ地区の農産物輸出
を保証することで合意したが、これが全く無視されているのが現状だ。
これに対しイスラエル側は現在、パレスチナ自治政府にカルニ通行路に代わる
別のケレム・シャロム通行路の使用を提案している。しかし、同通行路は
エジプトとイスラエルの国境地帯にあるほか、倉庫施設などがない上、物資の
搬入出に不便として、自治政府は今のところ同通行路使用を拒否している」
http://a-mother-from-gaza.blogspot.com/2006/01/sucks-to-be-you.html
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