停戦合意後の双方の暴力行使に反対します
十代の自爆テロ犯を逮捕
http://www.haaretz.com/hasen/spages/578988.html
停戦合意後にも、このような蛮行が行われていたんですね。
それも最近二ヶ月で14回も。
私は衝撃を受けました。
このような蛮行は絶対に許せません。
①停戦合意に反する
②自爆テロという闘争形態は許せない
③子供を使っている
上記の三つの意味において、極めて悪質な蛮行だと非難します。
私の読んでいる日本のパレスチナのサイトでは、イスラエル側の蛮行は、
一つ一つ事細かに報道してくれるのですが、パレスチナ側の蛮行については、
全く何一つ報道しないということが、分かりました。
私は、反占領という立場ですが、パレスチナ側の蛮行についても、
当然これを批判します。
ハアレツの記事を読むと、この少年の父親は、「アルアクサによるもの」と
証言しています。
アルアクサは、関与を否定しています。
爆発物の入手経路などを調査していけば、背後関係も徐々に分かってくるもの
と思われます。
関与した個人、組織等を拘束・逮捕し、処罰せねばならないと思います。
ただ、
①未遂事件であるということ。
②イスラエルの一般市民への無差別テロではなく、軍の検問所という軍事機関を
狙ったものであるということ。
それで、免罪するつもりは、全くないのですが、一般市民への無差別テロを
狙ったものとは言えないのではないでしょうか。
占領軍への抵抗権はあります。
ただ、自爆テロという闘争形態は、私は反対です。
しかも、停戦合意以降のものについては、停戦合意違反ですから、
処罰されねばならないと思います。
停戦合意した組織が関与していたことが判明すれば、処罰されねばならないと
思います。
私の読んでいる日本のパレスチナのサイトでは、イスラエル側の蛮行は、
一つ一つ事細かに報道してくれるのですが、パレスチナ側の蛮行については、
全く何一つ報道しません。
その報道姿勢は、おかしいと思います。
しかし、これらのサイトによると、
イスラエル側も、停戦合意以降、何一つ暴力を行使していないというわけでは
全然ありません。
停戦合意以降も、
①パレスチナ側に死傷者が出ていること
②入植者によるパレスチナ市民への暴力行使が行なわれていること
等々、、、
イスラエル側の暴力行使については、全く無視するのもまた同様におかしな
ことです。
片手落ちというものです。
私は双方の軍事行動に反対します。
最初にどちらが、先に攻撃したのかは、問題です。
今の所、双方が、相手が先に攻撃したと主張しています。
どちらが先かは、今後明らかになっていくでしょう。
問題は、たとえ相手が先に攻撃したのだとしても、すぐに反撃してもいいとは
いえません。
停戦に合意したのだから、反撃せず、先に攻撃してきた相手を非難することに
留めるべきです。
私は、イスラエルによる、武装ヘリによる攻撃を非難します。
私は、ハマスによる入植地への攻撃を非難します。
ハマスが手製の金属パイプ製の迫撃砲を何発も発射する映像を観ました。
その殺傷力は、高くはないとは思いますが、人の近くに着弾すれば、殺傷力は
あると思います。
占領地への入所活動自体を、私は批判します。
しかし、停戦に合意したのですから、入植地への攻撃は、停戦違反です。
入植者には、宗教右派などの確信犯もいるとは思いますが、全ての入植者が
そうであるとはいえません。その幼い家族には何の罪もありません。
しかるに、この攻撃は無差別攻撃です。
イスラエルによる、無関係の者への攻撃を非難するのであれば、
ハマスによる、無関係の者への攻撃も同時に非難するべきです。
そもそも、ガザは、八月には入植地も撤去することになっています。
既にイスラエルの国会を通過し、入植者への補償金支払いも通過しています。
それなのに何故、ハマスは入植地攻撃を行うのでしょうか。
私には、その政治的意図が、憶測されてなりません。
つまり、ハマスの攻撃によって、入植地は撤去されたのだと主張したい、
それによって、自らの政治的支持を高めたい、
このような政治的目論見が憶測されてなりません。
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