「ガザ撤退:入植者は今」英BBC
英BBC「ガザ撤退:入植者は今」というニュースをNHKで観ました。
(2005.5.18(水)NHKBS「今日の世界」)
ガザの入植地、三年前自宅近くでパレスチナ過激派に19歳の娘を射殺された父親
娘さんの部屋は三年前のままの状態にしてありました。
「家は取り壊すことに決めました。明け渡さないと政府の補償金は貰えませんが
お金の問題ではありません。娘の思い出が詰まったこの家に奴らを住まわせ
たくないのです」
私は政治的意見は異なりますが、
この父親の気持ちは痛いほどよく理解できるつもりです。
また、それを否定するつもりもありません。
そもそも本人の問題ですから、否定もできませんが。
リセットすることなどできません。
殺された人間がよみがえるわけではないからです。
罪のないイスラエルの多くの一般市民が殺されてきました。
罪のないパレスチナの多くの一般市民も殺されてきました。
ある別の入植者の女性は、
「こんなに広い家ですから、子供がたくさんいるパレスチナ人家族に使って
もらえればと思っています。そしていつの日か私もこの家を訪れて、
その家族と会うことを夢見ています」
第一段階の合意内容は、正確にはどういうものなのでしょうか?
私は無知にして正確には知りません。
ネットで検索してみたのですが、公式文書は公開されていないようですね。
ニュース番組の解説では
・パレスチナ側:暴力の停止
・イスラエル側:入植地拡大を凍結
と、聞きました。
また、
・受刑者の釈放:2月に500人釈放以来進展なし
・西岸五都市の治安維持権の移譲:二か所実施以降は凍結
・検問所の撤去も進んでいない
とも解説していました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント