「ヒップホップで訴える中東和平」NHKBS
街に溢れる過激なステッカーの言葉を羅列することで、
逆に和平を訴えようという試みです。
曲名は「ステッカー・ソング」
「アラブがいなければテロもない」
「アラブ人は強制移住させよ」
曲の歌詞は街角を走る車に張られたステッカーの言葉を集めて作られました。
歌詞を書いたのは作家のデイビット・グロスマン氏。
歌っているシャーリン・ストリット氏は、
「歌詞を読んでみたら、僕らは何という社会に住んでいるんだと思ったんです」
暴力的な言葉の後のサビの部分
「どれだけ悪に染まれば気がすむのか」
「私達がいかに暴力的に、攻撃的になってしまったのか
イスラエルが一体どこまで危険になっていくのか」(グロスマン氏)
暴力の連鎖でささくれだった雰囲気のイスラエルの社会。
立ち止まって、自分達を見つめ直そうと、この曲は訴えています。
当初は歌詞に拒否反応を示す人もいましたが、多くの人が本当の狙いを
理解したということです。
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