« タイタン | トップページ | 25光年彼方の系外惑星系HR8799 / 蟹座55番星第5惑星:41光年彼方の惑星系と衛星系 »

2005.03.18

宇宙ゴミ:スペースデブリ

 宇宙ゴミ=デブリというと、コミックの「プラネテス」をまずは思い浮かべます。
しかし、SFコミックの世界での話ではなく、現実世界の話として、宇宙ゴミが
既に問題になってきているんですね。
 国連でも、既に1987年から討議されているんですね。

 宇宙ゴミを大きさで三段階に分けると、
・10センチ以上のゴミについては、「宇宙ゴミ監視システム」によって、
 既に監視されています。一万個
 世界各地の望遠鏡やレーダーが集めた情報を米空軍がまとめ、ネットで世界中
 に配信しています。
 この情報を元に、ロケットや人工衛星の軌道計算を行い、衝突を避けることが
 できます。
 スペースシャトルは20回以上、軌道を変更して、衝突を避けました。
・1センチ未満のものについては、船体強度を上げることによって、大丈夫と
 されています。
・1センチから10センチのものについては、対策がありません。
 未対策ゾーン:十数万個
 
 宇宙ゴミの発生原因のほとんどは、ロケットや衛星の爆発によるものです。
ロケットや衛星には、燃料が余分に搭載されており、使用後、宇宙空間の環境の
変化で爆発することがある。
今までに160件の爆発が報告されている。
その都度、数百個もの宇宙ゴミが発生。
日欧米では、燃料タンクに排出バルブを付けて、使用後、燃料を放出したり、
衛星切り離し時に、部品が飛び出さないような設計にするなどの対策を進めて
います。
 しかし、インドや中国などは、このような対策を採らず、最近でも何回かの
爆発事故を起しています。

 国連では、宇宙ゴミを出さない設計や運用方法の国際的指針を早急に作り、
参加国が遵守することを目指そうとしています。

 1990年、NASAのケスラー博士は、宇宙ゴミが一定の数を超えると、互に衝突を
始め、雪だるま式に増えていく、その現象は、ある高度では既に起きているかも
しれないという説を発表しました。

 宇宙ゴミは、今も年間3%から5%の勢いで増え続けている。

|

« タイタン | トップページ | 25光年彼方の系外惑星系HR8799 / 蟹座55番星第5惑星:41光年彼方の惑星系と衛星系 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 宇宙ゴミ:スペースデブリ:

« タイタン | トップページ | 25光年彼方の系外惑星系HR8799 / 蟹座55番星第5惑星:41光年彼方の惑星系と衛星系 »