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2007.03.20

イラク市民二千人への対面アンケート(BBC)

Ebbing Hope in a Landscape of Loss
Marks a National Survey of Iraq
http://abcnews.go.com/images/US/1033aIraqpoll.pdf

IRAQ SURVEY SLIDE SHOW
http://abcnews.go.com/International/popup?id=2954062&content=&page=1

Iraq poll 2007: In graphics
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6451841.stm

Pessimism 'growing in Iraq' (ビデオ映像 2分4秒)
http://news.bbc.co.uk/player/nol/newsid_6460000/newsid_6465200/6465299.stm?bw=nb&mp=rm
「イラク各地で世論調査を行いました。
困難で時には危険なものでした。
過去三年間に行った二回のものと比べると
その結果は悲観的なものでした。
2005年の前回の世論調査と比べると
将来への楽観的な回答は大幅に減少しています。
自分の住む地区が安全であると答えた人の数は更に減少しました。

三年前、私はこの通りを一人で自由に歩くことができました。
しかし今は一人で歩くことはもはやできません。
武装した護衛が必要です。
しかも15分くらいしか外出できません。
誘拐や攻撃のおそれがある為です。
バグダッドの日常生活は困難なものとなっています。
サダム政権下では売られていなかった物も店に並んでいます。
しかし買い物に出かけても生きて帰れるとは限りません。

ここはバグダッドの中心部です。
この人々も将来には悲観的です。
『身の危険を感じます』
2005年の世論調査では53%が治安は改善したと答えていました。
しかしそれは今は17%に大幅に減少しています。
殆どの人々が暴力を懸念しています。
ここでも爆弾事件がありました。
先週、BBCの事務所の近くでも爆弾事件があり、八人が死亡しました。
現在こういった攻撃の数は減少しています。
米軍の新しい作戦によるものです。
しかし国民は将来を懸念しています」

・86%:fear violence:暴力を恐れる
・74%:feel unsafe:安全とは思わない
・40%:keep children at home:子供を学校に行かせない
・35%:troops should leave now:外国軍の即時撤退
・51%:attacks on troops "acceptable":外国軍への攻撃を認める
(17%:attacks on troops "acceptable":2004年調査時)
・35%:say go now:外国軍の即時撤退を求める
・53%:unhappy with government:政府に不満
・60%:life is "bad" :生活は悪い
・39%:life is "good":生活に満足
(71%:life is "good":2005年調査時)
・79%:availability of jobs "bad":仕事が見つけ辛い
・88%:access to electricity "bad":電力供給が不安定
・69%:access to clean water "bad":清潔な水が使えない
・35%:life will improve this year:今年生活が良くなる
(64%:life will improve this year:2005年調査時)
・82%:have little or no confidence:米英軍を信頼していない
・86%:worried becoming victims:犠牲になる心配
・33%:reconstruction effective:再建が効果的
・56%:don't think civil war:内戦とは考えていない
・94%:against separation:イラク分割に反対
・96% Sunnnis say:unity harder:フセイン処刑で統一が困難に


Pessimism 'growing among Iraqis'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6464277.stm
Iraqis are becoming increasingly pessimistic about the future of their
country and unhappy about their lives, a survey suggests.
イラク人は国の将来にますます悲観的で、生活に不満を抱いていると
調査が示唆します。

Less than 40% of those polled said things were good in their lives,
compared to 71% two years ago.
生活状態が良いと答えたのは40%以下で、二年前は71%でした。

However, a majority of those questioned said that, despite daily
violence, they did not believe Iraq was in a state of civil war.
しかし質問された大多数の人達は、連日の暴力にもかかわらず、
イラクが内戦状態にあるとは思わないと述べました。

More than 2,000 people took part in the BBC/ABC News poll.
二千人以上の人々がBBC/ABCニュースの世論調査に参加しました。

The poll paints a picture of an increasingly polarised Iraq,
with acutely diverging views between Sunni Arabs and Shias -
Sunnis appearing more pessimistic.
世論調査はスンニ派とシーア派間で
意見が極端に分岐しているイラクの状態を描きます。
スンニ派の間ではより悲観的であるように見えます。

There are also regional differences, with pessimism
most keenly felt across central Iraq, including Baghdad,
where Sunni Arabs are most numerous.
地域による違いもあります。
悲観は、バグダッドを含めて、スンニ派アラブ人が最も多数を占める
中央イラクで最も鋭く感じられます。

But despite their differences, 58% overall said
they wanted Iraq to remain a unified country.
Almost all said they did not want Iraqi to be broken up
along sectarian lines.
しかし彼らの相違にもかかわらず、
58%が全体的にイラクが統一された国家のままであることを望むと伝えました。
殆ど全て得の人々が、イラク人が派閥のラインに沿って
分断させられることを望まないと述べました。

The poll produced conflicting views on the role of the US and its allies.
世論調査はアメリカと同盟国の役割に関して対立する見解を生み出しました。

Only 18% said they had confidence in US and coalition troops,
and 51% said they thought attacks on coalition forces were justified.
たった18%がアメリカと連合軍に信頼を置くと述べました。
そして51%が連合軍に対する攻撃が正当であると考えると述べました。

However, only 35% said foreign troops should leave Iraq now.
A further 63% said they should go only after security has improved.
しかし、たった35%が外国軍が今イラクを去るべきであると述べました。
63%以上は、治安が良くなった後に撤退するべきだと述べました。


'Deteriorating lives':「悪化する生活」

The poll was commissioned by the BBC, ABC News, ARD German TV
and USA Today.
It was conducted by D3 Systems.
世論調査はBBC,ABC,ARD,USA Todayに依頼されました。
調査は D3 システムズによって行なわれました。

People were questioned in more than 450 neighbourhoods and villages
across all 18 provinces between 25 February and 5 March.
2月25日と3月5日の間に全18州じゅうの450以上の地区と村で調査されました。

The findings contrast sharply with those of a similar poll in 2005,
a year when elections were taking place.
調査結果は選挙の行われた2005年の類似の世論調査とは大いに対照的です。

Asked now whether they thought reconstruction efforts in Iraq
had been effective, some 67% said they felt they had not.
イラクの再建努力が効果的であると思うかどうか尋ねられて、
約67%がそうではなかったと感じると述べました。

And just 38% said the situation in the country was better than
before the 2003 war, while 50% said it was worse.
たった38%が国の状況が2003年の戦争前より良いと述べました。
他方50%がもっと悪いと述べました。

Many said the quality of their lives was deteriorating,
with a particularly high proportion (88%) saying electricity
and fuel supplies were poor.
多くの人々が生活の質が悪化しており、、
特に高い割合(88%)が電気と燃料の供給がひどいと述べました。

Security remains a serious concern,
with only 26% saying they felt safe in their own neighbourhoods.
治安は重大な関心のままでいます。
たった26%が地元地区で安全に感じると述べています。

More than half of those polled said that they have not gone to markets
or crowded areas and often stayed at home in order to avoid trouble.
調査された人達の半分以上が市場や人ごみに行かず、
問題を避ける為にしばしば家に留まると述べました。

Many said they often stopped their children from going to school.
多くがしばしば子供達が学校へ行くのを阻止したと述べました。


Ethnic divide:エスニックな分割

Ethnic differences were particularly evident in attitudes towards
the execution of Saddam Hussein, who was a Sunni leader
in a predominantly Shia state.
シーア派が多数派の国家でのスンニ派のリーダー、サダム・フセインの処刑に
対する態度において、エスニックな相違は明白でした。

Of Sunni Arabs questioned, more than 95% said they regarded the manner
of his death as inappropriate and unlikely to help the cause of
reconciliation.
質問されたスンニ派アラブ人の95%以上が彼の死の方法を不適当で、
和解の大義を助けることがありそうもないとみなすと述べました。

Shias predominantly took the opposite view -
82% said the manner of death was appropriate.
シーア派は圧倒的に逆の見解をとりました。
82%が死の方法が適切であると述べました。

But considerably fewer - 62% - thought his execution would lead
to reconciliation.
しかし、62%が - 彼の処刑が和解に導くと考えました。

A large number of Sunnis, 48%, said they thought
Iraq should have a strong leader in five years' time,
compared to 46% who said they wanted a democracy.
スンニ派の多数48%がイラクが五年間強いリーダーを持つべきであると思うと
述べました。
民主主義国家を望むと述べた46%と比較して。

Only 11% of Shias sought a strong leader,
with 52% calling for democracy and 37% for an Islamic state.
シーア派のたった11%が強いリーダーを求め、
52%が民主主義を、37%がイスラム国家を要求しました。


(up-date 前の文章)
A new survey paints a pessimistic picture of Iraqis' confidence
in their own government and in coalition forces.
新しい調査によるとイラクの人々は政府と連合軍への信頼において悲観的です。

Only 18% of Iraqis have confidence in US and coalition troops,
while opinion is almost evenly split on whether to have confidence
in Iraq's government.
たった18%のイラク人がアメリカと連合部隊に信頼を置きます。
他方、イラク政府に信頼を置くべきかについて、意見が殆ど均等に分かれます。

About 86% of those questioned expressed concern about
someone in their household being a victim of violence.
質問された約86%が、家族の誰かが
暴力の犠牲者になるのではないかとの心配を表明しました。

More than 2,000 people were questioned.
The poll was commissioned by the BBC, ABC News, ARD German TV
and USA Today.
二千人以上の人々が質問されました。
世論調査はBBC,ABC,ARD,USA Todayに依頼されました。

The survey was conducted by D3 Systems.
調査は D3 システムズによって行なわれました。

The latest findings contrast strongly with the outlook among Iraqis
in 2005, when respondents to a similar survey were generally hopeful
about the future.
最近の調査結果は、2005年の類似の調査への回答者が将来について
一般に希望を持っていたことと大いに対照的です。

Asked whether they thought reconstruction efforts in Iraq had been
effective, some 67% said they felt they had not.
イラクでの再建努力が効果的であったと思うかどうか尋ねられて、
約67%がそうではなかったと感じていると伝えました。

Religious divide:宗派的分裂

The poll paints a picture of an increasingly polarised Iraq,
with acutely diverging views between Sunnis and Shias -
Sunnis appearing more pessimistic.
世論調査はスンニ派とシーア派間で
意見が極端に分岐しているイラクの状態を描きます。
スンニ派の間ではより悲観的であるように見えます。

Pessimism is most keenly felt across central Iraq,
including Baghdad, where Sunnis are most numerous.
悲観は、バグダッドを含めて、スンニ派が最も多数である
中央イラクで最も鋭く感じられます。

Religious differences are particularly displayed
in attitudes towards the execution of Saddam Hussein.
宗派的な相違がサダム・フセインの処刑に対する態度で特に示されます。

Sunnis questioned largely regarded the manner of the former Iraqi
leader's death as inappropriate
and unlikely to help the cause of reconciliation;
Shias predominantly took the opposite view.
質問されたスンニ派の大部分は、前イラクリーダーの死のあり方を不穏当と
みなしており、和解の大義を助けることがありそうもないとみなしています。
シーア派は圧倒的に逆の見解をとりました。

No one however wanted Iraq divided along sectarian lines.
しかし誰も派閥のラインに沿ってイラクが分割されるのを望みませんでした。

Iraqis 'pessimistic' about future
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/3890135C-2825-4CED-8B22-E07622CFAF1F.htm


<参照>
イラク市民二千人への対面アンケート (ABC)
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/iraq/2007/03/abc_0bfa.html

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