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2007.03.17

西谷文和氏のイラク現地報告

(2009.4.9)
バグダッド陥落 6年目の現実:西谷文和氏のイラク現地報告
http://www.youtube.com/watch?v=r9lMm1_9Dp0
http://www.veoh.com/watch/v18195441rzr3bNMT

何年間にもわたってイラクを計8回も訪れている西谷氏は、
「国際社会が忘れかけた頃に本当の悲劇がやってくるのではないか」と語っている。
ずっしりと重くのしかかってくる言葉だ。

バグダッドごみ処分場の難民たち
http://www.nowiraq.com/blog/2009/03/post-214.html

「ウサギ口」の子どもたち
http://www.nowiraq.com/blog/2009/03/post-215.html

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(2008.10.28)
開戦から5年半 イラクの現実
http://www.youtube.com/watch?v=R6kQ0Y_RqLY
http://www.veoh.com/watch/v16384635ZGerkhSD

(2008.10.27)
西谷文和氏のイラク報告:「翻弄されるイラクの現状」(1):バグダッド
http://www.youtube.com/watch?v=2ShSYO9SJfM

西谷文和氏のイラク報告:「翻弄されるイラクの現状」(2):モスル
http://www.youtube.com/watch?v=cT1kZTkaQoQ

翻弄されるイラクの現状
http://www.veoh.com/videos/v16371645QbFbAFR6

(2008.10.23)
“混迷”イラク「監獄都市」バグダッドの今
http://www.youtube.com/watch?v=f1IezCUe1jA
http://www.veoh.com/videos/v16330289GqfWPb4Q

「監獄都市」バグダッドを行く
http://www.nowiraq.com/blog/2008/10/post-171.html

西谷文和氏のイラク報告 2008年3月
(2008年4月11日関西ABC「ムーブ!」放映)
http://www.veoh.com/videos/v68213166AYGyzQh

(2007年11月2日関西ABC「ムーブ!」放映)

「イラクの悲劇」(2007年8月3日関西ABC「ムーブ!」放映)


西谷文和氏のイラク報告 2007年3月
(2007年3月17日関西ABC「ムーブ!」放映)
http://www.veoh.com/videos/v14236271YhApnR7M

背後から少女は狙い撃たれた
http://www.nowiraq.com/blog/2007/03/post-39.html
スレイマニア市内にある救急病院を取材した。地獄図だった。
バクーバという激戦地から12歳の少女が運ばれてきた。
小学校から帰宅中に、米兵が背後から撃ったのだ。
彼女の通う小学校周辺は、よく米軍の戦車が通過するところだった。
その日、道路わきに仕掛けてあった爆弾が爆発、米軍の戦車は無事だった。
しかしこのような爆弾攻撃の後は、米兵はクレイジーになる。
周囲にいる人はみんなテロリストに見えるのだろう、米兵は銃を乱射した。
その時彼女たちは3人で通学路を帰宅中だった。
1人が殺され、彼女は両足に重傷を負った。
「なぜ米兵は子どもを撃つのか!この子がテロリストだというのか!」
付き添いの父親が嘆いた。
隣のベッドでは6歳の少年が横たわっている。両足は全てギプス。
身体には無数の黒い斑点。クラスター爆弾だ。
3日前、少年は3人で不発弾を触って遊んでいた。
突然クラスターが爆発、2人が死亡し、唯一生き残ったのがこの6歳の少年だ。
身体に空いた無数の黒い穴の中には、今も鉄の塊が突き刺さっている。

スレイマニア大学病院での取材。
かつてはイラク政府は薬の費用の70%を負担していたが、
現在はイラク保健省は1%も負担していないという。
確かに薬の棚という棚が空っぽでした。

スレイマニア救急病院
クルド自治区は治安が良いので、バグダッドやバクバ、キルクークなどから
大勢の重症患者が運ばれてくるという。
バクバから運ばれた12歳の少女は、学校からの帰宅途中、
米兵に背後から撃たれた。
米軍戦車がIEDにやられ、周りじゅうに銃を乱射。
一緒に下校していた友達は即死。
Why Why Why America do this ? Why
This is children
Why Why kill ?
父親は怒りまくっていた。

隣のベッドの六歳の少年には、全身に黒い斑点がある。
クラスター爆弾の細かな破片が全身に突き刺さったままだ。
少年はただ黙って、涙が目に溜まっていた。

西谷氏は、
「米兵が子供を撃っても、何の補償もない。
裁判もないし、米兵は無罪。
その米兵もアメリカに帰ればPTSDになり、
その米兵も犠牲者なんです。
勝者はありません。
犠牲者だけです」

キルクークに入る
http://www.nowiraq.com/blog/2007/03/post-38.html
「ジャーナリストたちは、俺たちの生活を写真に収めるだけじゃないか!
アメリカからも、フランスも、イギリスからも、たくさんテレビや新聞がやって
きたが、写真を撮るだけで何の援助もしてくれなかった。日本はどうなんだい」
と厳しく追及された。

キルクークにいくつもの検問所を超えて向かう。
クルド愛国者同盟に護衛を頼んだ。
キルクークスタジアムはクルド人の避難所となっていた。
学校にも病院にも行くことができないという。

シリアに逃げたイラク難民
http://www.nowiraq.com/blog/2007/03/post-31.html
ディア君(9歳)は小学校3年生だが、
学校には行かず車椅子の生活を家の中で続けている。
2005年7月10日、父親の運転で、母、兄弟とともに
小学校へ向かう途中のことだった。
とあるビルの屋上から、米兵が車に向けて発砲してきた。
バグダッドではこのような「気まぐれ発砲」が後を絶たない。
米兵が撃った数発の銃弾のうち1発がディア君の背中に命中した。
「何が起こったかすぐには分からなかった。
気がつけばおにいちゃんが倒れていて、あたりは血の海だったんだ」。
すぐ下の弟ハムド(8歳)は、ディア君の隣に座っていたのだ。
ディア君は4ヶ月間バグダッドの病院に入院した。
米兵の放った銃弾は、体内に入ってから爆発するタイプのもので、
いまだに50以上の破片が残る。
銃弾は背骨の一部をえぐりとり、ディア君は下半身不随となった。
サッカーが大好きな9歳の少年は、それ以後学校に行かなくなった。
「みんながサッカーをしているのを見るのがつらいんだ。
普段は家にいて、たまに外の通りを車椅子で散歩する・・・」
語りながらデイァ君は泣き出してしまった。
「僕はお医者さんになって、お兄ちゃんを歩けるようにしてあげたいんだ。
車椅子から立ち上がって、前のように一緒に遊びたいよ」
ハムドも泣きながら将来の夢を語った。
米兵が気まぐれで撃った一発の銃弾が
ディア君たち家族の人生を大きく狂わせている。
米軍はいまだに何の補償もしていない。
大量破壊兵器があるというウソで始まった戦争で、
人生を狂わされた家族の「本当の事実」が、ここにも一つ転がっている。

ダマスカス
シリアには150万人のイラク人難民がおり、
その半数は日々の生活にも事欠く状態だという。
ディア君宅での取材では通訳も泣いていました。
通訳の人は、
「日本の人達にこの兄弟のことをきちんと伝えて欲しい」

被爆アオギリ
http://www.nowiraq.com/blog/2007/02/post-43.html
広島の被爆アオギリの苗木を、
イラクの広島と言われるハラブジャに植えるというプロジェクト。
現地テレビ局も取材し、放映される。
来年の三月のハラブジャの20周年の式典に呼ばれているという。

西谷文和氏の著作
「報道されなかったイラク戦争」(せせらぎ出版 600円)
http://www.seseragi-s.com/shopping/?pid=1175076929-023019

「戦場からの告発-アメリカがイラクにこだわる5つの理由-」(せせらぎ出版 600円)
http://www.seseragi-s.com/shopping/?pid=1205716464-508810

<参照>
ファルージャで何が起きているのか / ファルージャの子供達の悲劇:Tragedy of Children in Fallujah
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/iraq/2009/10/post-5e20.html

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(2013.10)
「集団的自衛権」…イラク戦争から考える
http://www.youtube.com/watch?v=c9Ido0zykTE

「集団的自衛権」…イラク戦争から考える
http://www.ktv.jp/anchor/today/2013_10_17.html
http://megalodon.jp/2013-1018-0428-57/www.ktv.jp/anchor/today/2013_10_17.html
イラクでは敵からのミサイル攻撃をかく乱する
フレアと呼ばれる装備を初めて使用しました。
イギリスの同型機が撃墜されているからです。
これは情報公開請求によって明らかになった航空自衛隊の輸送の実態です。
陸海空の米軍兵に銃器の数々。
バグダッドに送り込まれた米軍兵はそこから掃討作戦に展開していたのです。

【ジャーナリスト・西谷文和さん】
「サマワで水を作っていたのは人道支援だと思うんですけど、
航空自衛隊が隣の国のクウェートから武装した米兵を大量に運んでいた。
現地では無料のタクシーだと。これは明らかに間接殺人」

<西谷文和「イラク 戦場からの告発」より>
【外国人記者】「なぜ撃ったの?」
【検問で銃撃した米兵】「撃つなとでも?ヤツらがここを通させないからだよ」
【外国人記者】「あなたたちは何しに来たの?」
【米軍兵】「イラクを復興させにきたんだよ」

【ジャーナリスト・西谷文和さん】
「米兵も怖いので先に撃つんです、検問所とかで。子どもや大人を。
その米兵を運んだのは日本の自衛隊であると」

ジャーナリストの西谷文和さんは
米軍の武力行使がもたらす悲惨な光景を何度も目にしてきました。

【西谷文和さん 現地リポート】
「この子は銃弾が体の中に残ったまま」
「この子は銃弾が頭をかすめて歩行困難に」
「この子は生まれつき足がねじれてます。背骨も曲がっています」

イラクには劣化ウラン弾の後遺症や銃撃の痕に苦しむ子供達がたくさんいます。

ジャーナリスト・西谷文和さん】
「武力を行使したら必ず巻き添えで死ぬ人がいるので、
軍事介入はその国の人を幸せにはしない。
外交的な手段を最後まで追求しないと。
トマホーク1発数千万円以上、何十発と撃つ。
つくったところ儲かりますから、戦車も。
戦争で儲けたい人たちが残念ながら米や英の後ろにいるので、
そこを全然言わずにならず者国家だからやっつけないといけない。
やっつけることで人々が幸せになるというけど、
やっつけるときに皆死にますよ、巻き添えでね、どちらもね」

イラク戦争の犠牲者は16万人以上。
武装兵士の輸送という形でイラク戦争を支えた航空自衛隊の任務は
憲法9条に違反するのではないか。
全国で起こされた裁判の内、名古屋高裁が憲法に違反するとの判断を示しました。

「多国籍軍の戦闘行為にとって必要不可欠な軍事上の後方支援を行ったもので、
自らも武力の行使を行ったとの評価を受けざるを得ない」と認定したのです。

【イラク派兵差し止め訴訟の会・川口創弁護士】
「何でも自分を攻撃するのはテロだということになると、
人の国に押しかけていって銃構えた時点で向こうからしたら米兵は敵。
米兵から見たら全部テロになっちゃうわけですから、
見境なく殺すしかなくなっちゃう。
ファルージャなんかそうやってほぼ皆殺しにした。
そこに日本の自衛隊が行きますかっていうのが
集団的自衛権の行使の話ですよ、端的にいえば。
そういう戦争に直接自衛隊が関わっていくんですかと」

<参照>
米兵のタクシー:イラク空輸活動の公文書を防衛省が全面開示
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/iraq/2009/10/post-1f16.html

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