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2005.04.14

ROAD TO RECOVERY:米ABC NIGHT LINE

 NHKBS(2005.4.7(木)、13(水)放映)
 米ABC NIGHT LINEが二週にわたって放映しました。

 TIME の戦場カメラマンであるジェームズ・ナクトウェイ氏。

 現場は、ウォルターリード陸軍病院の重傷外科病棟。

「自分の目で見なければ、彼らが払った犠牲の大きさや
 今の苦労は、本当には理解できないでしょうね」

・負傷した兵士のその後の人生
・負傷兵の苦しい闘い
・外からは見えない心の傷

 27歳のジョーイ・ボーデック軍曹の療法の様子を二日間追いました。
乗っていた車輌が地雷に触れ、両足と右腕を失いました。
義足と義手を付けた訓練には痛みも伴います。
「彼の真の強さとプライドを持って頑張る姿に頭が下がりました」
「見る人に勇気を与える姿です」

http://www.time.com/time/photoessays/scars/2.html

「あの写真を選んでくれて嬉しいです」
「あの写真は私の表情や体の状態、義足を付けてリハビリをしている様子から、
 単に私が腕と両足を失ったことだけでなく、私はこれからその障害を持って
 どのように生きていくのかということを伝えているんです」(ボーデック軍曹)

「写真により、客観的な記述や数字では出てこない人間の顔を報道することが
 できます」


 <私の感想>
 重傷を負った人は、その後の人生をずっとその障害を
背負って生きていかねばならない訳ですね。
日々の報道で、「死者何名、負傷者何名」と報道されても、
私の場合は、「ああ、そうなの」で終わってしまいます。
毎日毎日そういう報道が続くんですからね。
日々その人達に想いを馳せるのは、とても難しいですね。
でも、こういう写真や報道を知ると、鈍感な私でも今後は
少しは変わるかもしれません。
 三人の負傷兵が心と体に傷を負いつつも、それを受け止め、
葛藤しながらも、前向きに生きていこうとする姿には感銘を受けました。

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 Back to the Front:News Week 4/6

 News Week 日本語版 4/6号のP.88から91にかけて、
Back to the Front 傷ついても戦いを挑むタフな男たち
と題する記事が掲載されています。

 数度の手術、ハイテク義足、歩く・走る・泳ぐという過酷なリハビリを経て、
何と軍への復職を果たす人も何人かいるということを知りました。

 かつては、戦地で重傷を負った兵士の多くは生きて帰れませんでした。
手足を失って帰国した兵士は自動的に除隊となりました。

 これまで、「軍務に耐えうる」というお墨付きを貰った兵士は
12人足らずだそうです。
 しかし、今も多くの兵士が復帰を目指して訓練を受けているそうです。
「体は前と違っても、兵士たちにはそれを補って余りある強い精神力がある」

「軍務への復帰は、金銭的に得になるとはかぎらない」
 除隊するなら大学の学費を支給し、住宅ローンも保証するとの提案を拒否して
まで軍への復帰を希望する人もいるそうです。

 足首を失った兵士は、医師から、もっと上から切断しないと最高の義足は
使えないと告げられ、ひざの辺りまで脚を切断した者もいるそうです。

 ハイテク義足よりも古いタイプの義足の方が戦場では維持管理がし易い為に、
あえて古いタイプの義足で訓練をする者もいるそうです。

 何が彼らをそう駆り立てるのかは、私には分かりません。
また、一人一人その内容も同じとは限りません。
ただ、現実にそういう人達も存在するのだということは認めざるを得ません。

投稿: 妹之山商店街 | 2005.04.14 01:03

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