(2012.4.3)
元東電社員木村俊雄氏:原発再稼動 わたしはこう思う
http://www.youtube.com/watch?v=AgUz0G00e2w
まだ運転できる段階にないと思う
ほとんどの重要機器が格納容器の中に入ってるわけだから
そん中がまだ近づけない状況において
故障原因もどれがどのくらい壊れたのかさえもまだ洗い出してないのに
格納容器の蓋さえも開いてない状況で安全だ妥当だってよく言えるもんだよね
発電所の運転管理する上では
例えば運転日誌を書き換えたりとかそういうことはやってましたね
都合が悪い時はコンピューターにアクセスして書き換える
でも書き換えても(規制側は)わかんないんだよね技術力がないから
もう東京電力に手玉にとられてますよ規制側は
91年の10月30日に福島第一の1号機で海水漏洩があり
タービン(建屋)の地下一階にある
非常用ディーゼル発電機が水没して機能喪失しました
「津波が来たら大変じゃないか」と
「メルトダウンするんじゃないか」と言ったら
上司は「その通りだ」と「鋭いよね」って褒めてくれました
これは安全審査やってる裏方の中では津波を
過酷事故の(想定の)中に盛り込むのは実はタブーなんだと
その言葉を聞いた時に愕然としたしそんなもんなんだなと
耐震の指針とかもきちんと世界の
地震学の定説にフィットさせて作った時には
日本の国土には原子力発電所は造れませんと
知ってるのに知らないふりしてるんです
少なくとも電力会社の人間は知ってるはず
(保安員など規制側は)
原子炉理論とかに関しては
原子炉工学部を出てれば詳しいかもしれないけれども
実物は実物を動かし、見た人間じゃないと分かんないわけだから
そういう意味では全くのずぶの素人
ストレステスト自体の評価手法も甚だマンガのような世界だし
保安員がどのくらいの技術力を持ってるか甚だ疑問だし
そういった人間達、しかも政治家も一緒になって判断してること
原子力安全委員会だって本当はまだ駄目だよと言ってるわけじゃないですか
だからそれが一番もっともな答えであり
理屈抜きに再稼動はあり得ない
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(2011.11.26)
元東電社員の告白 辞めたワケと20年前の"ある事故"
http://www.veoh.com/watch/v24631125pKpqJQyc
http://www.youtube.com/playlist?list=PL8D3B12F1C85B4324
元東電社員の告白
http://tbs-blog.com/houtoku-kanehira/17233
告白 私が東電を辞めたワケ…予見されていた炉心溶融
http://www.tbs.co.jp/houtoku/onair/20111126_2_1.html
http://twitter.com/#!/search/%23nuclearjp/slideshow/videos?url=http%3A%2F%2Ftwitvid.com%2FXWLDW
元東電技術者で福島第一原発で原子炉の運転や核燃料の管理をしていた木村俊雄氏
2001年に退社。
1991年10月30日に福島第一原発で事故
海水が漏洩しディーゼル発電機が膝上まで浸水し使用不可となる。
木村氏は上司に
「このくらいの海水漏洩で非常用ディーゼル発電機が水没して使えなくなると
すると万が一津波が来た時には非常用ディーゼル発電機が全台使えなくなる。
そうなると原子炉を冷やせなくなる。
津波による過酷事故の解析が本当は必要では」と進言する。
しかし上司は
「その通りだ。君の言う通りだ。
しかし安全審査をやってる人間の中ではこれは実はタブーなんだ」と。
木村氏は2005年にいわき市で発行されたミニコミ誌に
「もし、原子力発電所に津波が来たら」というタイトルで投稿
「津波来襲により、冷却用海水ポンプや非常用の電源などの機能が
喪失するだろうから、結果的には炉心は溶融するであろう」