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2009.04.14

“日本ロボット”はどこへ~問われる軍事利用~ / 開発進む軍事ロボット

“日本ロボット”はどこへ~問われる軍事利用~
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_2722.html
http://www.veoh.com/watch/v18232199n4P5WhFJ

開発進む軍事ロボット
http://www.youtube.com/watch?v=k8wpZ9INdAM

米軍 無人兵器の実態
http://www.youtube.com/watch?v=6d7lHUMDCrg
http://www.veoh.com/watch/v36801838TA5kQCRd

最新兵器進む「無人化」 追跡…軍事ハイテク最前線
http://www.youtube.com/watch?v=QRq2ZZpNG_M
http://www.veoh.com/watch/v36801838TA5kQCRd

軍事技術の1つ「無人化」ですが、無人機の攻撃では巻き添えや誤爆も多発しています
http://megalodon.jp/2009-1213-0109-02/tor-proxy.net/proxy/express/browse.php?u=http%3A%2F%2Fwww.fnn-news.com%2Fnews%2Fheadlines%2Farticles%2FCONN00168154.html&b=26

米陸軍未来型戦闘システム2014年実戦配備予定
http://www.veoh.com/videos/v14194570qaWe9Gfp

米軍 未来型戦闘システム公開
http://s01.megalodon.jp/2008-0612-2102-03/www.nhk.or.jp/news/k10015203321000.html

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コメント

2009年の10月6日のデモクラシーNOWは、「ロボットは戦争の在り方をどう変えるでした」著者の、シンガー氏を迎えて、この無人機にまつわる様々な問題点が集約されていました。たとえば、「無人機を扱う兵士達の精神が、戦場で身の危険にさらされる兵士達より精神病になる確率が高い実態報告は、武力使用をのさばらせていく人類の態度に許さない神の意思と大自然の摂理が在ると思えました。下記に訳の全文を載せます。この時の番組はDVD化されていませんでしたが、非常に良い内容なので、作って下さいとお願いして了解頂いています。ここに付けくわえて掲載されると良いですよね。2009年10月6日デモクラシーNOW(無人爆撃機、および無人偵察機)「ロボットは戦争の在り方をどう変える。]
日本で2009年10月6日Cs(352)チャンネル朝日ニュースター局で放送された「デモクラシーNOW」の番組の日本語字幕のままを全文筆記記載です。米国では既に2009年2月6日放送されています。
司会・エイミー・グットマン
●オバマ大統領就任式3日後、米軍の無人偵察機がパキスタン部族地域を爆撃し、22人が死亡し、3人が子供でした。●パキスタンのアルカイダ拠点を狙ったとされる無人爆撃は、半年で30回、死者は、250人に達しました。●無人爆撃機は増加するロボット兵器の代表例です。●イラク開戦当時は、数える程だった無人機も約5千機に増え、イラク、アフガニスタン、パキスタン、ソマリア等の国外だけでなく、メキシコ国境警備でも使われています。●地上用ロボットも同様に増加し、イラク開戦時は配備ゼロでしたが、今は1万2千機に上ります。一部は地雷や爆弾の処理用ですが、●新型は戦闘用に設計されて、M16ライフルやロケットを装備した機種もあります。
ロボットは戦争の在り方をどう変えていくか、「ロボット革命と21世紀の戦争」著者、ピーター・ウオーレン・シンガーさんです。ブルッキング研究所上級研究員で、オバマ大統領の選挙アドバイザーで傭兵や子供兵の著作もあります。パキスタンから始めます。●無人偵察機とは何ですか
シンガー氏
●遠隔操縦できる航空機です。●飛び立つのはアフガニスタンでも、操縦士は、米国ネバタ州の基地にいます。●高い性能を持ち、遠距離から偵察ができ、24時間飛び続ける。武装勢力の隠れ家の捜査に威力を発揮します。山岳地帯に入るのは困難ですから。でも、無人機の使用が敵に与えるメッセージは米軍の狙い通りとは限りません。●思想戦の見地からはね。
エイミー・グットマン
どういう意味ですか?
本の取材のため世界各地を歩き回りました。開発者やSF作家やパイロットや軍幹部など多くの関係者に会い、さらに現地の人々にも聞きました。●ブッシュ政権高官は、戦争の無人化は米軍技術への畏怖を生むと主張しましたが、現地の声は、●レバノンでは、一流新聞の編集者が、米軍が戦う勇気の無いひきょう者の証拠だと答えます。●2008年のパキスタンのヒット曲は、「米国は俺たちを虫けらのように扱う」という歌だったように、米軍の意図とかけ離れた受け止め方です。短期と長期目標の調整が必要ですね。
エイミー・グットマン
●様々な名前のロボット兵器が「3D,」の仕事をしていると書きましたね。
シンガー氏
●「3D」とは,すなわち、「単調」「汚い」「危険」の頭文字です。ロボットが適するとされる任務です。
たとえば、「●単調」は、ロボットなら30時間も続けて何も無い砂漠の監視ができます。「汚い」は、化学的や生物学的に汚染された環境だけでなく、砂嵐にも夜など視界が悪くても働けます。「危険」は勿論、兵士がするには危険な作業です。冗談のようですが、人間は戦場の最大の弱点なのです。●問題はこれが、民主主義にどう影響するかです。米兵が、危険な任務を負わなくなれば、武力行使が紳士的になるでしょうか。印象に残ったのはレーガン政権の時に元国防次官が●「機械化により戦争の市場化が加速する」のを懸念したことです。●費用に関する論議に問題が矮小化されかねません。
エイミー・グットマン
それは深刻な問題ですね。●戦争が終わるのは、一方の当事者が犠牲に耐えられなくなる時ですが、戦っているのがロボットの場合は?
シンガー氏
すでにその方向に流れていると心配しています。現代の戦争には宣戦布告も徴兵制も無く、戦時国債も戦争税もありません。●人間の代わりに機械が戦場に行く、戦争への抵抗感は薄れる一方です。戦争との距離感の問題もあります。国民が戦争から切り離される一方、機械は、見たままを録画します。いわば、「YOUーTUBE」戦争です。無人機からの実践シーンをネットで見ることができる。前戦と後方がついに繋がり、戦況が見えるのは利点ですが、それはまるで別世界の出来事で、戦争が一種の娯楽になっています。戦争ポルノと呼ぶ兵士もいます。
エイミー・グットマン
ロボット誤作動も問題ですね。2007年南アフリカで縦断ロボットに誤作動があり、1988年に米軍艦が防御システムの誤作動でイラン民間機を爆撃し、乗客290人が死亡しました。うち、66人は子供でした。
シンガー氏
これが警告するのは、いくら技術が飛躍的に進歩しても人間のミスはなくならないということです。ムーアの法則によればコンピューターの性能は、2年ごとに倍増します。1960年国防総省のコンピューターの性能は、今なら、グリーティングカードに使う程度です。技術は日進月歩ですが、マーフィーの法則も真実です。ロボット会社が「しまった」という瞬間は必ず来ます。パソコンの故障と同じです。でもパソコンが銃を積んでいたら。
エイミー・グットマン
国際法ばロボットについて?
シンガー氏
現状では明解な答えはありません。ヒューマンライツウォッチや国際赤十字を取材して、●2つとも全くわかっちゃあいない反応でした。山積した足元の問題で、ロボット兵器の問題意識を持てず、SF程度の認識レベルで滑稽だ。世界には悲惨な問題だらけなことは、1942年も同じで世界は悲惨な状況が続いていた。が、原爆の話をするチャンスが無かったでしょうか。しかも、原爆のように極秘機密でなく、●軍亊用ロボットは、堂々と郊外工場で製造されており誰でも知っています。ヒューマンライツウオッチを取材しても滑稽なことを彼等は言っていました。最適な指針はジュネーブ条約か、スタートレックの「艦隊の誓い」か?とね。ロボットはまだ暗中模索状態です。●SFではなく1万2千機が配備されています。
エイミーグットマン
●ロボットが虐殺したら?
シンガー氏
●誰が責任を負うのでしょう。●操作した兵か、●指示した上官か、●プログラマーの責任にするか、●どう責任を問うのか。●正しい答えは無いのです。●国防総省の専門家の問題意識は話にならなくて、「軍用ロボットには社会も道徳も法律も関係ない。でも間違った相手を殺し続けるようなら、不良品として回収すべきだろう」が回答でした。視点がずれています、●ロボット兵器使用における人間の社会的で倫理的で法的な問題を今議論しなければ原爆の過ちを繰り返します。黙っていれば手遅れだ。
エイミー・グットマン
●無人偵察機の製造に関与している会社は?
シンガー氏
幅広い成長産業ですから、大手軍需企業だけではない。●米国以外にも43カ国が参入しています。中には意外な会社もある。●アイ・ロボット社です。アイザック・アシモフの同名小説や、映画もありますね。イラクで大活躍したパックボットを作る会社です。●小型の爆弾処理機ですが、今は武器も搭載する。●この会社は掃除機も作っていて、武器と家庭用品の両方を売る世界でも珍しい会社です。
エイミー・グットマン
他には?
シンガー氏
次に来るのは●フォスターミラー社ですね。MITの技術者三人が設立した会社です。ロボット工学から軍事へ進出した。アイ・ロボット社とは逆に、軍事企業がロボット工学に進出した例です。悪名高いカーライルグループの関連企業です。
エイミー・グットマン
カーライルとは?
シンガー氏
この番組の視聴者は、私より詳しいでしょうが、ワシントンDCの投資会社で経営陣は大物が勢ぞろい。●9.11陰謀説の支持者の目の敵です。
エイミーグットマン
「戦争請負会社」で傭兵について書いています。●傭兵とロボットの間には死んでも数に入らないという共通点がありますね。
シンガー氏
その通りです。私のこれまでの本の題材は傭兵と子供兵とロボットです。共通項は何かと良く聞かれます。共通点は二つ。●まず私達が目をそむけているうちに戦争の実体が変化していること。戦争で戦うのは軍人であり、政府のために戦い愛国心は政治信念があるはずだと。しかし。●民間軍事会社では、戦うのは政府のためではなく、会社の利益のためです。子供兵も通念を外れています。●世界の戦闘員の一割は、子供です。●軍事ロボット登場は5000年にわたる人間による戦争史の終わりです。●2番目に重要な点は、傭兵や機械の使用は、●責任や危険の負担を外部に委託し、●政府の責任を軽くするのが目的です。傭兵やロボットが戦費削減に有効か良く聞かれますが、問題の本質は違います。●目的は戦費の節減だけでなく、●政治的責任の回避であるのです。
エイミーグットマン
ブラックウォーター社などの傭兵会社もロボットを?
シンガー氏
はい。この本の中でもこの問題に章を割きました。びっくりするような象徴的なエピソードがあります。大学生達がダルフール支援の募金を呼びかけたところ、50万ドル(5000万円)も集まりました。予想をはるかに超えた大金です。彼等は、傭兵を雇うことを思いつき、メールで問い合わせると、多くの会社から電話があり、●無人偵察機の貸し出しを申し出た会社もあったそうです。こんなに簡単なのかと話題になりました。幸いにも、その計画にはストップがかかりましたが、●軍でなくても利用できるのです。●無人機は国家安全保障省や警察でも使われています。●その多くは商業用の技術を使い、千ドル(10万円)で無人機の自作も可能です。説明するにはやや複雑ですが、基本的には自作キットで作れます。
エイミー・グットマン
●人間を撃てる?
シンガー氏
●武器は積めません。が、1キロ半ほど先の画像を中継します。もちろん悪用もできますね。●ソフトウェアと同じように、戦争技術も公開されています。●こうしたシステムは、飛行機や原爆と違い大規模な工場は不必要で、商業用の技術があれば可能です。●善用も悪用も出来るのです。●ロボットの倫理を問うならばロボットが守るべき規則だけでなく、●使う人間の倫理を問うべきです。
エイミーグットマン
それでは、コントローラーを握っている兵士についての話をしましょう。彼等は安全な場所におり、敵と接触することはありませんね。
シンガー氏
はい。私の言う「ロボット革命」とは、ロボットが進化して人を襲う話ではなく、●誰がいかに戦うかという戦争の革命的変化です。特に距離の問題は重要です。戦争に行くことの意味を変えます。祖父が第二次世界大戦に行った時は実際に命の危険があり、生きて帰れるか分かりませんでした。無人機のパイロットの体験はずいぶん違います。その一人に言わせると、●イラク戦争とは、トヨタの車で出勤し、ネバタ基地で12時間ミサイルの戦闘にかかわり、トヨタ車で帰宅、20分後には家族で食事をとっている。
ただし、戦場は7000マイル離れていて。終わるとPTAの会合に行くのです。●今までとは全く違う戦争で、戦闘員の新しい概念です。
エイミー・グットマン
●興味が深いことに、遠隔地で戦う兵士(ロボット兵器をアメリカからコントロールする兵士)の方がPTSD(心的障害)になる率が高いとか?
シンガー氏
●ハイ。非常に深刻な心理上の乖離(かいり)が起きます。●アメリカ本国で無人機を操る部隊は、中東に配備された部隊よりも、指揮が難しいと語る司令官もいました。●一つは隔絶感です。●米国内にいながら暴力映像を見続け、味方が目の前で死んでもなすすべが無く、敵を攻撃して死ぬのも見る。●しかし、一歩外に出れば別世界です。子供の学校のことで妻にあれこれ苦情を言われる。●しかも戦争は年中無休で毎日24時間続きます。●家でくつろぐ時も遥か遠くで戦争は続いています。●心理的な問題が大きな課題です。●支援を拒否する傾向もあります。●戦場の同胞を思うあまり、弱みを見せたくないと考えて支援を受けないケースが多い。
エイミー・グットマン
●米国の国境地帯にも無人偵察機が使われていますね。
シンガー氏
●これは大いに考えるべき問題を含んでいます。国土安全保障省は、軍の成功を見て、●無人偵察機をテロ対策費で購入しました。●もちろんアルカイダ対策ではなく、別の目的に使われます。つまり、移民や麻薬の摘発です。
エイミー・グットマン
武器を積んで?
シンガー氏
いいえ。その問いは次の課題です。●誰に武器を許可するか、●警察ならいいのか、●ロス警察も無人偵察機を使った犯罪多発地域の監視を検討中です。●人権侵害にならないでしょうか。●偵察機は意外に小さく最少は指先に乗る程度です。●室内をのぞくこともできます。
エイミーグットマン
●「ゲームとの関係は?」最高の操縦士は18歳のビデオゲーム少年だとか?
シンガー氏
ええ。面白いですね。●彼は高校の中退で父を喜ばせようと入隊しました。整備士を志望したけれど、英語の単位が足りずに断られ偵察機の操縦士を勧められました。もともとビデオゲームで鍛えた腕を発揮することになったのです。あまりにうまいので、イラクから呼び寄せられ操縦士の教官になりました。まだ19歳の下士官です。でも空軍パイロットにこの話をすると、●自分は大卒で訓練に500万ドル(5億円)もかかったのに、陸軍の19歳の方がうまいのは気に入らないねと言いますね。
エイミー・グットマン
オバマ大統領の選挙戦で、軍事ロボットについての報告をしてください。
シンガー氏
私の役目はロボット兵器だけでなく、防衛政策全般についての助言の取りまとめでした。素晴らしい経験でした。特に意義があったのは、本当の意味での多様な人々が集まり、退役軍人から一般退役兵、学者や、専門家まで小浜氏に政策上での助言をしたことです。
エイミー・グットマン
ありがとうございました。「ブルッキング研究所上級研究員、ピーターウォーレンシンガーでした。「ロボットと革命と21世紀の戦争」の著者です。番組は「デモクラシーNOW」朝日ニュースターでした。


投稿: 小松梨津子 | 2010.10.09 03:34

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