パキスタンでのレイプに対する戦い
Battle against Pakistan rape (ビデオ映像 2分32秒)
パキスタンでのレイプに対する戦い
http://news.bbc.co.uk/player/nol/newsid_6430000/newsid_6434100/6434153.stm?bw=nb&mp=rm
「16歳のナジーマさんです。
村の男達に捕まって集団レイプされました。
その後、裸のまま道に放り出されたといいいます。
『私はいつまでも忘れられません。
泣きながら目を覚ますこともあります』
この事件が起きた村です。
この家で暴行が行われたということです。
ここパキスタンではレイプはよく起きます。
二時間に一人がレイプされ、
八時間に一人が集団レイプされています。
婦女暴行事件との戦いが難しいのは、
女性に対するパキスタン人一般の態度です。
女性はモノと同じ扱いをされ、
問題が起きれば金で解決できると思っていることです。
被害者の親族達は、別の見解を示しました。
従兄弟と駆け落ちしたということです。
これは部族の名誉を傷つけたことになり、
そこでナジーマを暴行して片をつけたということです。
被告の家族は補償として女を差し出そうとしています。
犠牲になるのはいつも女性です。
こうした部族の掟は非合法ですが、
法律を改正して、レイプを起訴し易くしようとしています。
しかし動きは緩慢です。
(NASREEN SIDDIQI:War Against Rape NGO)
『態度は今も余り変わっていません。
法整備を実現するのは今でも難しいのです』
しかし女性の中には戦っている人もいます。
ムクタ・マイさんは、五年前に集団暴行されました。
部族会議の命令で行われたのです。
それに対し訴訟を起こしています。
彼女は文盲ですが、教育が女性の権利回復に繋がることを知りました。
350人の子供達がこの学校で読み書きを習っています。
(MUKHTAR MAI)
『私は事件後に警察に行ったんですが、
その時に村の女性達から止めようという動きがありました。
しかし村の外から来た人達が元気づけてくれました』
この事件の教訓ははっきりしています。
法律は味方にはなりますが、
女性も自立の精神を持たないといけないということです」
Trauma of Pakistan's rape victims
パキスタンのレイプ被害者のトラウマ
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/6433357.stm
<参照>
「因習を破るパキスタン女性」米ABC NIGHTLINE
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2005/03/abc_nightline.html
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