GUAM (NHK,RTR)
(2007.12.12)
(2006.5.24)露RTR
G:グルジア
U:ウクライナ
A:アゼルバイジャン
M:モルドバ
(露RTR)
「グルジア、ウクライナ、アゼルバイジャン、モルドバ
首脳達の共通語はロシア語です。
そのロシアが参加しないGUAMの目標が改めて明らかにされました。
(アゼルバイジャン大統領)
『どこかの国に対抗するのではなく、お互いの利益の為に協力します』
まず名称を、「民主主義と経済成長を進める組織」GUAMと定めました。
モルドバとアゼルバイジャンそれにグルジアは、
国内の地域に分離問題を抱えていますが、
ウクライナが早速調停役を買って出ました。
また各国は経済発展の為、ヨーロッパを強く志向しています。
(ウクライナ大統領)
『資源のあるアゼルバイジャンと輸送路を持つウクライナは協力すべきです』
カスピ海の資源をロシアを通らずにヨーロッパ市場に輸送することが、
GUAM最大の目標と言えるでしょう。
資源を持つアゼルバイジャンの役割は大きくなります。
またグルジアとモルドバはワイン市場での協力を目指しています。
モルドバの大統領はロシア市場から
特産品のワインが締め出されたことに納得がいかないようです。
(モルドバ大統領)
『一部に品質の悪いワインがあるかもしれません。
しかし宇宙ステーションだって壊れるんです。
なま物のワインなら尚更です』
グルジアの大統領はワインは生きていますからねと相槌を打ちましたが、
ロシアでどれだけ腐ったワインが見つかったかは話題になりませんでした。
一方、CISについては、モルドバやグルジアは脱退も考えているようです。
(グルジア大統領)
『CIS脱退の影響について徹底調査を指示しました。
いずれ結論を出します』
経済協力を誰がどれだけ行うのか、具体的な数字は出ませんでしたが、
会議にはアメリカの代表の姿も見られました。
(政治学者)
『GUAMは旧ソビエト圏でのアメリカの〝道具〟であると言えます』
(政治調査研究所所長)
『アメリカがGUAMに協力して資金を提供することは、
反ロシアの活動に使われることを意味します』」
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