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2005.06.08

「援助と民主化 アメリカの新戦略」NHKBS

 「援助と民主化 アメリカの新戦略」
NHKBS「きょうの世界」2005.5.27(金)

新設したミレニアム・チャレンジ公社
職員は150人 四つの地域に分かれる
CEOポール・アップルガース氏

・参政権
・市民の自由
・汚職対策
・法治体制
・教育制度
・医療制度
 など16項目
 過半数の項目で合格点に達した国が援助を受ける資格がある国と認定

 ミレニアム・チャレンジ公社が始めて援助を行うと決めたのはマダガスカル

 <私の感想>
 テロの温床となる貧困の撲滅といっても、そういう国は、
上記の合格点に達しない、かえって、真っ先に援助対象国から除かれる。

 経済的自由主義等、米好みの政策を採る国を優先するということは、
つまり、親米政権の育成とも言える。

 かつて、米ソ二大陣営の対立下、第三世界が米ソの草刈場となった。

・世銀総裁にネオコンのウォルフォウィッツを送り込んだこと
民主主義革命の輸出を目指す民主主義基金(NED)
 と考え合わせると、
 米の世界支配戦略の内、経済戦略のその重層的構造が少し垣間見えてきた。

 <政治><経済><軍事>相互に連関しながら、重層的構造となっている。

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コメント

TBさせていただきます。ポール・ウォルフォビッツ総裁とともに注目されるもが、ジョン・ボルトン国連大使の承認です。

日本では常任理事国入りの話しばかりが盛り上がっていますが、アメリカが国連をどのように変えてゆくのか注目しても良いと思います。

投稿: 舎 亜歴 | 2005.06.08 14:29

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