「アフリカ コンゴを救えるか~国連PKOの舞台裏~」
NHKBS(2005.5.8(日)放映)
「コンゴのような所で監視活動だけのPKOを行うのは非常に難しいと思います。
人々の期待と実際にできることとのギャップが多きすぎて活動自体が
維持できなくなるんです」
「ウルグアイの部隊は非常に大きな貢献をしました。
彼らがそこに居たおかげで世界のメディアが実態を報道できたんです。
コンゴで虐殺が起きていても、危険すぎて記者が近寄ることができなければ、
実際に何が起きているのか伝えられません。
今は政治家も知らないふりをしていればいいとは言えなくなりました。
報道による世論の変化は安保理に影響を及ぼすと私は思っています」
(国連PKO担当事務次官ジャン・マリ・ゲエノ氏)
「イトゥリには六つの武装勢力がいます。皆ウガンダの同じスポンサーから
資金提供を受けています。それが諸悪の根源です。
武器をあげるから鉱物資源をよこせ。ここには兵器工場はありません。
ルワンダやウガンダでは金は取れない筈です。
この数年その二国が金と木材の主要な生産者として名を連ねています。
そうやって金儲けをしている人達の後ろで国も利益を得ているんです。
つまり彼らは紛争を後ろで操っているんです。」
(イトゥリ暫定行政府議長ンメ・ペトロニル・パウェカ)
「コンゴ愛国者同盟(UPC)リーダーのルバンガは全国レベルの役職を望んでいま
す。その口実を得る為にイトゥリを利用しているんです。取引の為に。」
2005年夏には総選挙が予定されています。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント