教育基本法、反日デモ、教科書検定
2005.4.24(日)
NHK BS DEBATE 「国を愛する心:教育基本法改正をめぐって」
国際基督教大学教授の藤田英典氏は、
・Nation:国民
・Nation State:国家権力、国家機構
・Country:郷土、自然、文化、伝統
・Public:公共
四つの要素を区別する必要
「私」の「ム」は「ム」だけでも「わたくし」と読み、
「肘を腰に当て、収穫物を独り占めするという意味」
それを開くと「公」
「稲むらの火」:戦前の文学作品:津波から逃れる方向を示した火
<私の感想>
戦前の軍国主義教育への否定感を訴えるだけでは、
いやそうではない、戦時のように国家への滅私奉公は間違っており、
そうならないようにすると反論されれば、無力になってしまうと感じた。
郷土愛、風土、自然を愛することは当然だ。
しかし、憲法を変える、米軍再編と自衛隊、自衛隊を海外派兵し、国連の名の
下では海外での武力行使も行う、海外での治安維持活動も担う、
そういう一連の動きと、教育基本法の改定も軌を一にしている、
そういうものとして、まずは捉える必要があると思う。
「サンデープロジェクト」
田原氏は、
「扶桑社の教科書を読みました。満州事変、日中戦争について日本が正当だった
なんて一言も書いていない。満州事変については、中国側が満州鉄道を爆破し
た、柳条湖事件、しかし、実際は関東軍が自ら爆破したものだったと書いて
ある。南京事件についても民衆にも多数の死傷者が出たと書いてある」
町村外務大臣は、
「李外交部長に、『失礼だけども、日本の教科書読んだことないでしょ』とまで
言いました。『ありません』と言ってました」
「韓国の外務大臣と話した時には、韓国はかなり読んでるのかなという印象を
受けました。韓国側から実は反論はなかったんです」
「報道特集」
4月21日
ネットで中国語で「デモ」と打って送信しようとすると、エラー、
時間オーバーと表示され、発信できないという規制が掛けられていた。
「時事放談」で
聖路加国際病院理事長の日野原重明氏は、
私は、従軍し、16ミリフィルムで、南京虐殺や人体実験のフィルムを観た。
と発言していました。
(2005.4.25(月)放映)
NHK「あすを読む」「日中関係の今後」
オーストラリアのハワード首相は、
「かつて日本と戦ったオーストラリアでも戦争で傷付いた国民感情がある。
過去は否定できないし、そうすべきでないが、現在と未来を麻痺させるほど
過去に支配されるべきでない」
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