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2005.04.05

イラン核施設公開

 NHKBS(2005.4.4(月)放映)

 ハタミ大統領自らが先導しました。

・イスファハンのウラン転換施設
・ナタンズのウラン濃縮施設

発電用ウランは通常濃度は3%程度
核兵器では濃度は93%以上
IAEAの査察で30%以上の濃度のものが見つかっている。

ナタンズの濃縮施設の周囲には、十基を超える対空砲が設置されていた。
深さは20メートル近くに達する地下施設。
分厚いコンクリート。

イランは、「遠心分離機の組み立ては中断している」としている。

 江畑謙介氏は、
「バンカーバスターでも破壊できない。
 これを破壊するとしたら核兵器を使うしかない」

 <私の感想>
 遠心分離機自身は、民生用も軍事用も同じなんですね。
ただ、濃縮度が違うだけなんですね。

 しかし、30%とは、中途半端ですね。
民生用としては、濃度が高すぎるし、
軍事用としては、濃度が低すぎるし、
まさに灰色ですね。

 イスラエルによる空爆の可能性が言われていますが、
バンカーバスターでも破壊できないんですね。
では、どうするんでしょうね?
戦術核兵器を使用するということでしょうか?

保守派と改革派で割れるイランですが、
核開発に対しては、イラン国民の九割以上が賛成しているそうですね。
六月に、イラン大統領選挙とIAEAの理事会があります。

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