「南スーダン20年ぶりの和平」
NHKBS(2005.4.21(木)放映)
アフリカ53か国中最大の国土を持つスーダン
20年以上の内戦、犠牲者は200万人以上
今年一月包括的和平協定調印
日本もスーダンへのODAを13年ぶりに再開を決定
南部油田の支配権を巡る対立
・南部中心都市ルンベック
援助物資を運ぶ為にも道路の整備が必要で、国連は道路の補修工事に地元住民を
動員し、給与を支払い、援助と雇用という一石二鳥の効果を狙っています。
地雷の撤去をしながらの作業はなかなか進んでいません。
スーダン南部には主要なものだけでも部族が26あり、部族間抗争も続いています
・中部ヌバ山:南北の境目:激戦地
・故郷への帰還を始めている難民
「故郷に戻っても薪を拾って売り歩く惨めな暮らしです」
多くの人が期待を膨らませながら、次々と南部に戻っていますが、
故郷に着いた途端、期待が絶望に変わり、不満を募らせていく。
和平合意では、南部の独立を問う住民投票を六年後に行うことが
盛り込まれました。
スーダン南部の石油利権を巡り、米中が火花を散らしています。
住民達は石油資本の恩恵を全く受けていません。
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