「カスピ海・地中海パイプラインをいく~石油の中東依存を変えられるか」
「カスピ海・地中海パイプラインをいく~石油の中東依存を変えられるか」(2005.1.13)
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カスピ海、埋蔵量は約2000億バレル、世界石油埋蔵量の約五分の一。
アゼルバイジャンの首都バクーからのBTCパイプラインが開通すれば、
一日100万バレル、約24億円に値する原油。
1994年BTCコンソーシアム設立:最大の株主は英BP。
その後クーデターでヘイダル・アリエフ大統領就任。
アリエフ独裁政権の下、汚職が蔓延。
アゼルバイジャンは世界で六番目に汚職のひどい国という報告も。
息子に石油公社の経営権を与え、大統領の地位をも継承。
BPはBTCパイプラインに30億ドルを投資。
「中東やロシアに頼らない油田だからこそ、欧米にとって大きな意味があるの
です」(BP・BTCコンソーシアム責任者:マイケル・タウンシェンド)
パイプラインは地下に埋められます。
アルメニアを通るルートが最短ですが、親露国家アルメニアは通りません。
アルメニアを迂回して、グルジアを通ります。
アゼルバイジャンの老人は言います。
「わしの畑を通ることになってね。500ドル貰った」と満足そうです。
地中海に到達するには15万本の鉄パイプが必要です。
自動車50万台分の鉄の量です。
巨額の投資、地元の人達にその恩恵はほとんどありません。
「(駐留米)軍の役割としては、パイプラインの防衛も含まれるでしょう。
中東やロシアにエネルギーを全面的に依存しなくて済むのです」
(駐グルジア米大使リチャード・マイルズ)
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