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2005.04.23

アフガニスタンで最も復興の進む都市ヘラート

 NHKBS(2005.4.21(木)放映)

 アフガニスタン西部の都市ヘラート
人口約十万人
タジク人が多数を占める
古くからシルクロードのオアシス都市として栄え、ティムール帝国の首都
三年前には土埃が舞っていた道路は綺麗に舗装されていました。
市中心部の18階建てのビル:ビジネスセンターで街の復興の象徴
市内の幹線道路は多くが舗装されています。
国内の他の都市ではほとんど見かけない公衆電話が設置
市内通話では回線のトラブルもほとんどない
市民達は、
「生活は良くなっています。復興はとてもうまくいっています」
「ヘラートは一番進んだ街です。首都カブールの人もうらやましがっています」
「景気も良くなってみんな大喜びです」

 街に溢れる品物はイランからの輸入品です。
イラン企業が相次いで進出
イランからの投資が地元の経済を活性化させ、復興を支えている。
イランのペルシャ語はヘラートで使われているダリ語と極めて似ている為、
通訳なしで商談ができます。
売上げは伸び続けています。
「アフガニスタンの投資環境は年々良くなっています」
(イランの企業家)

 ヘラートを拠点にしている軍閥指導者のイスマイル・ハーン氏
国境貿易での利権を一手に掌握してきました。
「治安も我々が確保している」

アフガニスタン・イラン国境:商品を運ぶトラックが頻繁に行き交っています。

ヘラートを中心とするアフガニスタン西部はイランと歴史的に深い関係が
あります。
古くからイランの文化が入り込んでいました。

<イランの狙い>
・米への牽制:米の影響力がこの地方に及ぶのを阻止
・中央アジアへの交易ルートの確保:アフガニスタンを経由する物資の輸送
 現在、ヘラートから先の幹線道路の建設も進めている

 軍閥とイラン双方の思惑が一致

 <軍閥解体を目指すカルザイ政権>は、軍閥を中央政権に取り込む形で
 影響力の低下を図る
・ハーン氏をエネルギー相に登用し、中央に呼び寄せる
・イランからの投資には魅力を感じる:最初の外遊先にイランを選ぶ
 今年一月ハタミ大統領と会談:国境周辺の共同開発で合意


 軍閥が民主化に抵抗したくても、抵抗できない環境を作っていこうというのが
カルザイ政権の狙い
 軍閥を中央政府の統治システムに取り込む

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