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2005.01.01

「アフガニスタン大統領選挙」NHK視点・論点

 他候補は、
 「選挙運営委員がカルザイに有利な誘導や票の工作を行っていると批判し、
  現職の立場を乱用している」
 インク問題を口実としてこうした不満が爆発

 国連も投票の運営に携わる12万人もの選挙官の訓練を軽んじたこと。
現場で作業する人達に対する配慮が欠けたことも否定できません。

 また、異議申し立て手続きの方法を事前に開示していないという不手際も
ありました。

 ほとんどの候補者は、独立調査の結果を尊重すると表明しています。

 国際監視団は、投票における不備や違反は認めたものの、選挙全体の有効性を
損なうものではないという見解を発表しています。

 選挙前の世論調査では、9割近くのアフガニスタン人男女が、
「治安回復の為に、政府は、率先して軍閥を解体するべきである」と答えて
いました。

 <新政権下での課題>
・軍閥の解体と私兵の武装解除
・司法改革の断行:憲法での定義を超えてイスラム法の適用を主張する原理主義
         勢力を抑える為です。
・民主的な「負け」の意味を知らしめること:
 アフガニスタン人は、選挙という政治制度を通じた敗北の意味を理解しなけれ
ばなりません。
 今回の選挙は、1人の勝者と15人の敗者を生みます。
武力衝突の場合、敗北の先にあるのは、降伏か死か国外亡命でした。
内戦時代のように敗者が国外に逃れ、そこで反体制活動を展開するようでは
国内は安定しません。
 選挙での敗者が体制の枠組みの中に留まり、新政権の下で、与党や野党として
政治活動を続け、議会に参加するか、五年後の大統領選挙での再起を目指すこと
を求められています。
 選挙の負け方を学ぶことが大変重要な課題なのです。

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